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Nintendo Switch 2、6月5日発売 49980円

Nintendo Switch 2、6月5日発売 49980円

任天堂は2日、Nintendo Switchの後継機となる次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2」を6月5日に発売すると発表した。価格は49,980円。同日にNintendo Switch 2にソフト『マリオカート ワールド』(ダウンロード版8,980円)を同梱した「Nintendo Switch 2 マリオカート ワールド セット」を53,980円で発売する。 ディスプレイは7.9インチと大型化し、解像度はフルHD、120fpsの滑らかな表示も可能。HDR表示にも対応する。ドックを使ってテレビに映像出力する場合は、4K/HDRで出力する事もできる。ドックには冷却ファンを内蔵し、発熱を抑えて、本体性能をより引き出せるという。 Joy-ConはJoy-Con 2に進化。マグネットで本体と接続し、取り外す時はボタン一つで簡単に取り外せる。Joy-Con 2はマウスとして使うことも可能。スティックはより大きくなり、耐久性もアップした。 Joy-Con 2には新たに「Cボタン」を追加。このボタンを押すと「ゲームチャット」という機能が起動。フレンド達とボイスチャットが可能になる。音声は本体内蔵のマイクで集音する。ノイズキャンセリング機能も備え、周囲がうるさくても、ゲーム機が遠くてもしっかり自分の声を拾ってくれるという。 別売カメラを本体に接続することで、自分の姿をゲーム画面に重ねて表示してフレンドに見せる事も可能。「離れていても、同じ部屋で遊んでいる気分でプレイできる」という。なお、利用には有料のNintendo Switch Onlineへの加入が必要だが、2026年3月31日まではおためしキャンペーンが実施される。 「ゲームチャット」機能は「みまもりSwitch」にも対応、保護者の許可を得てから利用するといった設定もできる。 本体のストレージは256GBに増加し、アクセス速度もより高速になった。microSDスロットも備えているが、高速なmicroSD Expressカードのみに対応。今までのmicroSDは使用できない。 ゲームソフトのカードの形状は従来のSwitch用ソフトと同じだが、カードの色が赤くなり、読み込み速度がアップしている。 内蔵スピーカーの音質もアップ。サラウンド再生も可能になり、内蔵スピーカーや、接続したヘッドフォンで広がりのあるサウンドが楽しめる。USB-C端子は2系統に増え、カメラを接続したり、テーブルモード中の充電も可能になった。 ゲームプレイでは「おすそわけ通信」が利用可能になる。これは、2台のNintendo Switch 2があるのに、ゲームソフトが1つしかない時に、ゲームソフトが無いNintendo Switch 2に対して、ゲームそのものを“おすそわけ”し、一緒にプレイできる機能。おすそわけ通信対応のソフトのみで利用できる機能となるが、ゲームのソフトをもう1つ買わなくても一緒に遊べるのが特徴。 近くにあるNintendo Switch 2に“おすそわけ”するだけでなく、オンラインを介して友達に“おすそわけ”する事も可能。また、Switch 2だけでなく、既存のSwitchにも対応するという。

文化・エンタメ Impress Watch
2025年04月02日
ダルビッシュ有選手の日米通算200勝を記念したボブルヘッド 日本国内限定モデルで1000個限りの販売

ダルビッシュ有選手の日米通算200勝を記念したボブルヘッド 日本国内限定モデルで1000個限りの販売

 MLB(メジャーリーグ)で活躍中のダルビッシュ有選手の功績を共に祝おう。JAMSHOPPING(東京)では、ダルビッシュ有選手の日米通算200勝を記念して、MLB公式ライセンス商品「ダルビッシュ有 日米通算200勝記念 MLB公式・限定Collector’s Bobblehead(記念台座付)」を日本限定モデル(1000個)として、4月5日(土)から、販売サイトPGS で販売する。  日本とアメリカのプロ野球界で偉大な功績を残し、日米通算200勝という記録を達成したダルビッシュ有選手。この快挙をたたえるべく発売する本商品は、日本のファンからの強い要望を受け、MLB公式ライセンス商品として、特別に企画・製造された限定アイテム。  ダルビッシュ有選手が、昨年、200勝を達成したアトランタのトゥルーイスト・パークで行われたブレーブス戦に着ていたロード・ブラウン・ユニフォーム姿を再現している。手作りで、細部にまでこだわった躍動感あふれる造形の素晴らしさはもちろん、PADRESチーム名入りピッチャーマウンド台座を備えたプレミアム仕様になっているのも魅力。  ファン垂ぜんなだけでなく、日本国内限定モデル1000個(シリアルナンバー入り)の販売となるため、コレクターズアイテムとしての価値も高いグッズとなっている。商品は全長約20.32cm。販売価格1万5800円(税込み)。  なお、PGSでは、2025 MLB開幕記念キャンペーンとして、ボブルヘッド購入者から抽選で10人に回転ディスプレイ台座をプレゼントする。フィギュアを上に乗せ回転するディスプレイ台で、USB-C接続または乾電池で動作する。キャンペーン締め切りは4月末。

スポーツ 共同通信
2025年04月02日
ソフトバンクグループ、OpenAIに最大6兆円の追加出資

ソフトバンクグループ、OpenAIに最大6兆円の追加出資

ソフトバンクグループは3月31日、OpenAIに最大400億米ドル(約5兆9,808億円)の追加出資を行なうと発表した。400億ドルの出資額のうち100億ドルは外部投資家にシンジケーションする予定で、同社の実質的な出資額は最大300億ドル(4兆4,856億円)になる見込み。 出資の目的はAIの強化とともに、ソフトバンクグループが目指す、ASI(Artificial Super Intelligence:人工超知能)の実現のためとしている。ソフトバンクグループは、ASI実現の過程にあるAGI(Artificial General Intelligence:汎用人工知能)の実現に、OpenAIが最も近いと見ており、最重要パートナーと位置づけている。同社では、AGIの恩恵を人類全体にもたらすというOpenAIのミッションに共感し、2024年9月以降、ソフトバンク・ビジョン・ファンドからOpenAIに合計22億米ドルの投資を行なってきた。 ソフトバンクグループでは、「AGI及びASI実現にはOpenAIのAIモデルの進化が鍵」としており、「その進化のためには膨大な計算能力が不可欠」と説明。OpenAIのためにAIインフラストラクチャを米国内で構築する「Stargate プロジェクト」を共同で1月21日に発表しており、その継続的な支援とともに、成長の果実をソフトバンクグループに取り込んでいくため、このたび追加出資を決定したとする。 100億ドルの出資完了は4月中で、12月末までに最大300億ドルの追加出資を予定している。 OpenAIでは、400億ドルの調達により評価額は3,000億ドル(44兆9,000億円)になると説明。AI研究を推進し、コンピューティングインフラを拡張し、ChatGPTを利用する5億人のユーザーに、より強力なツールを提供。「人間の創造性を高め、人類全体に恩恵をもたらすAGIに向けて、AIシステムの構築を続ける」としている。

政治 Impress Watch
2025年04月01日
「たべっ子どうぶつ」まさかの映画化で、プロ野球5球団とコラボレーション!

「たべっ子どうぶつ」まさかの映画化で、プロ野球5球団とコラボレーション!

(C)ギンビス (C)劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会(C)H.N.F. (C)Rakuten Eagles (C)SEIBU Lions (C)ORIX Buffaloes (C)SoftBank HAWKS  さまざまな動物をかたどったビスケットにその動物のアルファベットが記され、食べながら学べるお菓子「たべっ子どうぶつ」(ギンビス社)。世界20カ国以上で販売されている人気のお菓子が、『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』(配給:クロックワークス、TBSテレビ)として映画化されて5月1日から公開される。それを記念して、プロ野球チーム5球団とのコラボレーションが決定した。  5球団はいずれもパ・リーグで、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス。まずは、各球団のブランドカラーやロゴを取り入れたオリジナルコラボグッズが発売される。オリジナルタオル、アクリルキーホルダー、ミニトートバッグ、缶バッジ、マルチクリップなどで、球団公式ショップとオンラインストアで販売。そして、4月26日の北海道日本ハムの試合、4月30日のオリックスの試合、5月2日の福岡ソフトバンクの試合、5月6日の埼玉西武の試合、5月24日の東北楽天の試合でコラボイベントが行われて、どうぶつたちが登場する。詳細は、各球団のホームページで。  ちなみに映画では、歌って踊るスーパーアイドルの「たべっ子どうぶつ」たちが、世界征服をもくろむ“わたあめ軍団”に立ち向かう。家族そろってプロ野球と映画を楽しみながら、どうぶつたちの活躍を応援してみては。

スポーツ 共同通信
2025年03月31日
自分のルーツを知る特別展「古代DNA-日本人のきた道-」 国立科学博物館

自分のルーツを知る特別展「古代DNA-日本人のきた道-」 国立科学博物館

東京・上野の国立科学博物館で、特別展「古代DNA-日本人のきた道-」が3月15日から始まった。同展は、旧石器時代からおおむね古墳時代までの、日本列島で暮らした人たちの軌跡を浮き彫りにする展覧会だ。 なお展示会場は、映像展示など一部を除き撮影可能。以下は、主催者の撮影許可を得たうえで掲載している。 会場:国立科学博物館 会期:3月15日(土)~6月15日(日) 入場料:一般・大学生2,100円、小中高生600円 国立科学博物館の篠田謙一館長は「日本人の起源や日本人の文化を説明する展覧会や展示はこれまでもありました。けれど、実際にどういう人がどういう文化を作ったのかを、展覧会として表現しきれていませんでした」と語る。 それを可能にしたのが、例えば古人骨から採取したDNAの解析。1980年代に、古人骨にもごく僅かだが、DNAが残っていることが明らかになった。その後の20年間、母親から受け継がれるミトコンドアのDNAが分析されていたが、2006年には「次世代シークエンサ」と呼ばれる、画期的なDNA解析機器が実用化された。核DNAの分析が可能になり、莫大な情報を得られるようになったのだ。 前述の篠田館長は、分子人類学者。まさに古人骨のDNA解析などを行ない、人類誕生から日本人の起源などを研究してきた人だ。そんな篠田館長は「この十数年間の歴史の蓄積により、日本人がどうやって出来てきたかを、正確に把握できるようになった」という。 例えば考古学の観点からは、ホモ・サピエンス……つまり人が最初に日本列島に到達したのは、およそ4万年前のことだとされている。だが、当時の遺物が残されていないため、その実態は謎に包まれていた。 そんな状況が変わったのが、2008年のこと。沖縄県石垣島の白保竿根田原洞穴遺跡で発見された(白保人の)人骨は、放射性炭素測定法により旧石器時代の27,000年前のものだと明らかになった。さらに近年のDNA分析により核ゲノム情報も明らかになり、この白保人のDNAの一部は、東南アジアから東アジア、とくに日本人に伝えられていることが判明したのだ。 その白保人たちの人骨の1つ《白保竿根田原洞穴遺跡4号人骨》と、骨から推定復元された《復顔》が、特別展のはじめに展示されている。 特別展の解説パネルによれば、白保人のDNAは、とりわけ日本人に伝えられていることが判明したとする。その後に生きた縄文人を通して、現代の日本人へ伝わったと考えられている。つまり、現代の多くの日本人にとって、直接の祖先にあたる人の人骨が、特別展で見られると言っていいだろう。 特別展は、前述の《白保竿根田原洞穴遺跡4号人骨》が展示されている第1章の旧石器時代から始まり、第2章では縄文時代、第3章では弥生時代、第4章では古墳時代、第5章と第6章では沖縄や北海道の人類の軌跡を、それぞれ人類学(ゲノム解析)と考古学の最新の研究を踏まえて解説していく。 それぞれの時代の、特に「人」に着眼した展示を象徴するように、各章では各時代の頭骨を展示。さらに「その人」のゲノム解析から得られた特徴が、映像とナレーションで解説される。 例えば第2章「日本の基層集団-縄文時代の人と社会」では、日本で初めて完全なゲノム解析がなされた、北海道の礼文島船泊遺跡で発見された《船泊遺跡23号人骨》が見られる。 その人骨からは、縄文後期にあたる3,600年前に北海道で暮らしていた女性であることや、40代まで生きたこと、たくさんの子供を産んだことなどが分かる。さらにゲノム解析によれば、髪は縮り気味で、瞳の色は茶褐色。肌の色は濃く、シミができやすかったという。また血液型はA型で、酒に強かったことまで解明されている。ここまで彼女のことを知ってしまうと、《船泊遺跡23号人骨》というよりも、「船泊の23号さん」などと「さん」づけしたくなるほどだ。 縄文時代について分かっていることは、そのほかにもある。特に11,500年ほど前から、気温が急上昇したことは重要だ。海水面は上昇し「縄文海進」という現象が起こったほか、温暖化により動植物相が変化し、縄文人の食生活も変わっていった。 具体的に縄文人がどのような生活を送っていたかは、出土した縄文土器をはじめ、石の矢じり(石鏃)やナイフ(石匙)などの狩猟・採集関係の道具によって垣間見ることができる。また石棒や土偶などから、当時の人たちの精神文化まで推し量っている。 特別展は、弥生時代以降についても詳しく解説している。 紀元前10世紀頃、すでに青銅器時代に入っていた朝鮮半島南部から、水田稲作を生業とする人々が九州北部に新しい文化を持ち込んだ。残念ながら九州北部では、最初に渡来した人々の骨が出土していないため、その姿形はわからない。 そこで、第三章「日本人の源流-さまざまな弥生人とその社会」では、水田稲作に関する考古資料が、多く展示されている。これらの考古物は、朝鮮半島から多くの人が渡来してきたことを間接的に示すものだ。 遺伝子解析により判明してきていることも少なくない。これまで弥生人と言えば、水田稲作の技術を携えて大陸から渡来してきた人たちのことを指してきた。久しく「弥生人=渡来人」だと思われていたのだ。 だが、本州各地で発見された人骨からのゲノム解析が示すのは、縄文人が単純に弥生人に置き換えられたわけではなく、両者が混血しながら共存していたという事実。当時の日本列島には、縄文人の直系の子孫のほか、大陸からの渡来系、そして両者が交雑した人たちなど、多様な人々が暮らしていた。 ちなみに本州に住む現在の日本人に関して言えば、渡来系の遺伝子要素を8~9割、縄文系のDNAを1~2割くらい引き継いでいるという。 そして弥生時代から、3世紀中頃から始まる古墳時代へと移ると、遺伝子要素が現代人と変わらない人たちも多くなる。その一方で、縄文系の遺伝子要素を多く持つ人たちも少なくない状況だった。そのため、現代人の遺伝子要素に近づくためには、弥生時代以降も、多くの人が渡来してくる必要があった。 第4章の「国家形成期の日本-古墳時代を生きた人々」に、古墳から発見された馬形の埴輪や馬具が展示されているのは、そのため。日本列島で馬の飼育が始まったのは古墳時代の5世紀頃。馬や馬具だけが伝わったわけではなく、馬を飼育するためのノウハウも伝わったはずで、インフラを整えるために渡来人が大いに関わったと考えられている。 第4章については、岡山大学大学院の文学部教授、考古学者の清家章さんに話を聞くことができた。ゲノムの研究者と共同研究をするようになってからは「驚くことばかり」だという。 これまでは同じ古墳から複数人の人骨が発見されても、それらの骨を見比べるだけで、彼らがどんな関係かは想像に頼るほかなかった。それが、ゲノム解析をすることで、親族関係まで分かるようになった。 「例えば、この展示では久米三成4号墳出土人骨について触れています。DNAを分析すると、1人がお父さんで、ほか2人は異母兄弟だと分かりました。異母兄弟が初めてゲノムで判明した古代人です。異母兄弟(姉妹)は、当然どの時代にもいますが、古代はもっと多かっただろうと言われています。今みたいに医療が充実しておらず、疫病などで若く亡くなることも今より多く、特に女性は出産リスクなどで早く亡くなったと考えられます。そうした時に、すぐに再婚して社会や集団を維持するために、家族を再構成する必要があります。今の社会よりも、そうしたことが強く求められていたはずだと考えられていたところ、久米三成4号墳出土人骨が異母姉妹だと分かった。こうした事例が出てくると、当時の社会を把握しやすくなるんです」(清家教授) ほかにも磯間岩陰遺跡の第1号石室で発見された、中年男性と3歳前後の男児の人骨についても解説してくれた。 「この3歳前後の男の子は、Y染色体が見つかり、DNAからも男児だと証明されました。また、おじいさんと孫か、叔父と甥の関係だとも分かりました。この子、実はすごい副葬品…おじいさん(または叔父)と同じような立派な刀を持っていて、稀代のプリンスだったんだろうとか、相当気に入られていたとか、そんな具体的なイメージも湧いてきます」(清家教授) 墳墓などから出土した、骨からとれるDNAを解析することで、何百年も前の人たちの人間関係や、彼らが構築した社会を、より具体的に知ることができるようになったのだ。 アイヌについてもDNA分析が進んでいる。これまでアイヌは、日本列島の周辺で孤立して成立した集団だとされてきた。DNA分析により、これが誤りだったことも明らかになった。分析によれば、アイヌ集団には、現代の本州日本人に1~2割ほどしかない縄文人の遺伝子が、7割近く伝わっているという。 特別展では、人間の生活に密接に関わってきたイヌとネコの系譜についても語られている。これまでおぼろげだった軌跡が、同じくDNA解析など最新の研究成果を踏まえて解説されている。 また同コーナーには、古墳時代の6世紀末~7世紀初頭に作られた土器(須恵器)が展示されている。この土器には、ネコのものという可能性が高いとされている足跡が付いている。古代から、ネコが身近な存在だったかもしれないことを示す遺物だ。 DNA解析技術は日進月歩で進化しており、今後さらなる発見が期待される。かつては謎に包まれていた日本人……自分たちのルーツが、少しずつ明らかになりつつあるのだ。特別展「古代DNA-日本人のきた道-」は、まさに「自分のルーツ」を知るための展覧会と言える。 なお、冒頭で記したとおり、今回の特別展では主に日本列島における旧石器時代から古墳時代までの人々の足跡を辿っている。それ以前の猿人から原人や旧人、そして新人へと進化する過程については、同館・地球館のB2階で詳しく解説されている。 また、人類や日本人の起源をもっと知りたいという人には、篠田謙一館長が著した新書『人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」』などをおすすめしたい。特別展観覧の前後に読むと、より深堀りできる。

文化・エンタメ Impress Watch
2025年03月29日
STORES、お店DX全部入り新プラン 月3300円でクレカ1.98%

STORES、お店DX全部入り新プラン 月3300円でクレカ1.98%

STORESは、店舗運営やDX支援のサービスをひとつにまとめ、新プランとして提供を開始した。「スタンダードプラン」が月額3,300円で、対面のクレジットカード決済手数料は1.98%。一部に制限がある無料の「フリープラン」も用意され、こちらの決済手数料は2.48%となる。 店舗運営やDXを支援するSTORESの主要な7つのサービスがまとめられ、新プランとして提供される。各サービスを個別に契約するより大幅に安い価格に設定した戦略的なプラン。ひとつのプランにまとめたことで、申し込みから契約、管理画面、サポート窓口も一元化され、分かりやすくなった。 新プランに含まれるのは、「ネットショップ」「キャッシュレス決済」「POSレジ」「予約システム」「請求書決済」「モバイルオーダー」「データ分析」の7つ。特定の業種に特化せず、幅広い業種・業態で導入できる内容。開始から1年で数万件の獲得を目指す。 今後発表される新サービスも、この新プランの中に含めていく方針。例えば今春以降、事業者の資金繰りや事業投資を支援する新サービスを計画中で、新プランに追加する形を検討している。 一方、「STORES ブランドアプリ」などの、使いこなしに知識や専門性が必要という一部のサービスは新プランに含まれず、オプションとして提供される。 新プランの対象は中小事業者。個人や家族で営む1店舗だけの形から、中小企業・スタートアップなど、小規模な店舗運営がターゲット。成長して規模が大きくなった場合には、手数料の割引などを含む、個別にカスタムしたプランの提供にも対応する。 対面で利用するクレジットカードの決済手数料は、カード各社が近年、コード決済への対抗策として引き下げていることを反映。有料のスタンダードプランは1.98%、無料のフリープランでも2.48%とし、店舗DXにも有効なキャッシュレス決済の拡大を図る。 売上規模の小さい中小の店舗では、長年クレジットカードの手数料がネックとされてきたが、すでにコード決済と同等水準に下がっていることで、中小の店舗運営の現場でも注目度が高まっているという。 STORES 代表取締役社長の佐藤裕介氏は、AIの発展などを含む、近年のテクノロジーの進化を鑑みると、事業の管理や運営はコモディティ化・陳腐化すると予測する。「何かを始める動機、執念のようなもの、人間が生み出すエナジーこそが、希少な財。運営スキルが足りず事業を持続できないのなら、そこを支援していくのがSTORES」(佐藤氏)と、同社の基本的な方針を語る。 STORESは2018年2月にスタートして以来、ネットショップ、予約システム、モバイルオーダーなど、さまざまにサービスを充実させてきた。コロナ禍の2021年は中小の店舗の経営が苦しくなる中、新サービスの開発などに積極的に投資して支援を一層拡大。こうした策が功を奏し、2024年は通期で初の黒字に転換したという。 「持続可能な会社になってきた。売上規模は170~180億円で、未上場スタートアップとしては規模が大きい部類に入ってきた。今年は勝負をする。新しい付加価値の提供に、リスクをとって挑戦していく」(佐藤氏)。 新プランの価格設定は「悩まないでいいレベルの価格であることが重要」(佐藤氏)とし、他社と比較せずとも選ばれるような、相対的に大幅に低い価格であることをアピール。財務面では挑戦的であり、今年、積極的に勝負を仕掛ける策の一環であるとしている。 生成AIなどの最新技術も今後、積極的に導入していく方針。注文や売上の分析のほか、会員の管理・分析など、AIが得意とする分野は多岐にわたる。こうした業務支援でAIを活用するサービスは開発中で、テストでも有効な結果が出ているという。 「中小の店舗運営の課題は“本部”機能の層が薄いこと。こうした数字の分析ができる人材は、AIが代替できる。早期に実現していきたい。フリープランで使える内容は限定的になるかもしれないが、すべての顧客に提供していきたい」(佐藤氏)としている。 STORESが対象とするような中小の店舗は、コロナ禍による一時的な苦境のみならず、現在も厳しい環境にさらされている。解消見込みの薄い長期の人手不足をはじめ、コスト高騰や集客難易度の上昇による売上や利益の減少、予約やモバイルオーダーといったユーザー行動の変化への対応、といった課題に直面している。都心部以外の、商圏人口の増加が見込めない多くの地域では、こうした課題が影響し、中小の店舗運営は以前より難易度が上がっているという。 佐藤氏は、実店舗を運営する上で現在求められているのは、さらなる効率化と指摘。空いている時間を別の業態で埋めるなど、販売チャネルを多角化することが求められているという。 例えばカフェの場合、コーヒーだけでなく、パンや軽食を提供して、コーヒーを飲むというひとつの理由以外にも、朝食・昼食で店に足を運んでもらう動機を作ることがポイントになるという。これらに加えて、テイクアウトへの対応、混雑時に並びたくないというユーザーに対応する予約システムやモバイルオーダーの導入、さらには店に来られない人にネットショップで商品やグッズを販売するといった“混合業態”が、今後の主流になっていくとしている。店舗が空いている時間は通販の作業にあてるなど、店舗ひとつでさまざまな業務に対応し、業務密度を向上させることがカギになるとする。 一方、ひとつの店舗で混合業態の運営をすると、経営の難易度は上がってしまう。そうした経営の複雑さや難しさを助けるのがSTORESの各サービスやツールになる。 例えば予約システムは、人手不足に対応するツールとしても活用されている。あるガソリンスタンドでは、自動車のメンテナンスサービスを始めたものの、対応できる人員の確保が難しかったという。そこでSTORESの予約システムを使い完全予約制にすることで、メンテナンスに対応できる人員をスポットで手配できるようになったという。 予約システムを最大限活用し、中小の店舗であっても「完全予約制」で運営するスタイルも増加している。あるアパレルブランドは完全予約制で店舗を運営、スタッフが丁寧に接客でき顧客満足度を高められるほか、訪れた客が購入する率も非常に高くなるとのことだった。無駄になる時間が少なく、経営効率が高くなるため、業種によっては中小の店舗でも広がっているという。

政治 Impress Watch
2025年03月28日