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コクヨ、HR事業参入 組織成長ソリューション「TEAMUS」

コクヨ、HR事業参入 組織成長ソリューション「TEAMUS」

コクヨは、組織成長ソリューション「TEAMUS(チームアス)」を5月1日より提供し、HR関連事業に参入する。 コクヨは新しい事業領域への挑戦に取り組んでおり、ワークプレイス事業における日本国内の成長戦略として、働く人と環境の両面、またそのシナジーによる付加価値の高いサービス開発と事業展開を掲げている。 コクヨでは、人的資本経営の考え方が広がりを見せる近年、企業における「はたらく」の位置づけも変化していると捉えている。なにを目指し、どのようにはたらき、はたらく中でどのような経験ができるのかが企業としての持続的な競争力、人材の獲得と成長には欠かせないものとなっているという。 その課題解決のため、ワークプレイス事業を通じて培ってきたノウハウを活かした、働く人と企業をつなぐサービス創出を図り、組織成長ソリューション「TEAMUS」からHR関連事業へ参入。顧客のはたらくを支えるとしている。 TEAMUSはチームのチカラを引き出し組織の成長を支援するソリューション。企業と個人の間をつなぐチームに注目し、「わかる・気づく・変わる」の3ステップでチームの力を引き出し、企業の成果と個人の成長につなげる。 1つ目のステップとなる「わかる」では、Webアプリケーションの形式で提供するサーベイにより、チームの実態、実力値を測定、把握し、チームの強みや課題、これからの成長要因を特定する。所属する個人のストレスや不満の多寡、それらの平均値ではなく、チームに関する問いを多角的に投げかけ、チームの成長のカギを見える化できる点を特徴としている。メニューは「TEAMコンディションサーベイ」。 2つ目のステップとなる「気づく」では、「わかる」で取得したサーベイの結果をさらに具体化するため、コクヨの専門スタッフがチームのリーダー層(部長や課長)へ直接ヒアリングを実施。チームの強みや課題をベースにより成長できるポイントを特定し、リーダーの共感を得た状態で意識変容のきっかけを作る。メニューは「LEADERオンボーディング:複数のリーダーによる集合対話型セッション」、「LEADERインサイト:リーダー個人との1on1セッション」。 3つ目のステップとなる「変わる」は、「気づく」で特定したチームの成長ポイントに関する、ビジネスコーチによるリーダーに向けた伴走のプログラム。コーチとリーダーの定期的な対話を通じて、普段の意識変容、行動変容に落とし込みができる状態まで支援する。メニューは「LEADERコーチング」。 10チームまでのサーベイ実施価格は90万円(税別)から。それ以外のチーム数でのサーベイ実施や、サーベイ以外のメニュー価格等については応相談。

政治 Impress Watch
2025年04月24日
世界トップクラスのサッカーを体験 5月10日にドルトムント・サッカーアカデミーが1日教室 「とにかく楽しんでほしい」とプレキュラの金森社長

世界トップクラスのサッカーを体験 5月10日にドルトムント・サッカーアカデミーが1日教室 「とにかく楽しんでほしい」とプレキュラの金森社長

 世界のトップクラスのレッスンを受けよう――。サッカーのドイツ1部リーグ「ボルシア・ドルトムント」の育成メソッドを体験できる「1Dayサッカー教室」が5月10日、東京都立川市のMIFA Football Park立川で開催される(株式会社プレキュラ主催)。小学生の児童45人が参加する予定。  ドルトムントは1909年創立。ドイツサッカー界最高峰の「ブンデスリーガ」に属し、国内リーグだけでなく、数々の国際タイトルを取っている強豪。過去には、香川真司選手が在籍したこともあり、日本人にとってもなじみのある有名クラブだ。  今回は一般社団法人ドルトムント・サッカーアカデミー(東京、中野孝之代表理事)の全面協力のもと、プロの指導者が直接指導する。世界トップクラスの指導を通じて、技術の習得だけでなく、サッカーの楽しさや魅力を伝え、世界で活躍できる「人財」育成を目指すのが狙いという。  教室は「U8(小学2年生以下)」「U10(小学4年生以下)」「U12(小学6年生以下)」の三つに分け、運動と脳トレを組み合わせたトレーニングなどを行う。レッスンは各クラスとも60分。  レッスンを行うドルトムント・サッカーアカデミーのコーチのゴメス・グスタボ氏は「考えながら、楽しみながらレッスンを受けてほしい。これをきっかけに、いつかは海外にもチャレンジしてもらえたら」と呼びかける。 ドルトムント・サッカーアカデミーコーチのゴメス・グスタボ氏  サッカー教室を主催するのは、都内で鍼灸整体院や治療院、整体スクールを展開するプレキュラ(東京都武蔵野市)。子どものころからサッカー好きだったという金森慈治社長(49)は今年の2月にサッカー教室開催の話をもちかけられ「子どものころに世界基準の人たちと一緒にスポーツをやるのは貴重な体験になる」と主催を名乗り出た。  金森社長は「世界に触れる絶好の機会。子どもたちのサッカーに対するマインドが変わり、人間形成や、進むべき道の可能性が広がっていったらうれしい。将来の夢はサッカーW杯での日本の優勝だけど、今回は、とにかく子どもたちにサッカーを楽しんでほしい」と抱負を述べた。 株式会社プレキュラの金森慈治社長  日本では、2017年にドルトムント・サッカーアカデミーが設立された。現在は北海道や埼玉、東京、愛知、福岡など、全国の45会場でスクールが開設されており、幼稚園児から中学生まで、1000人以上がサッカーを楽しんでいる。  ドルトムント1Dayサッカー教室の申し込みはこちら。

スポーツ 共同通信
2025年04月24日
みずほ、小学生がお金を「稼ぐ・増やす」を学べる金融アプリ

みずほ、小学生がお金を「稼ぐ・増やす」を学べる金融アプリ

みずほポシェットは、親子で金融経済を学べるアプリ「PochettePlus(ポシェットプラス)」を提供開始した。“お金のおけいこアプリ”として、お金を「稼ぐ」「経営する」「増やす」を体験できる。利用料は無料で、一部機能は月額課金制。 アプリ開発には、金融教育に関心の高い湘南白百合学園小学校と山梨学院小学校の児童も参画。小学生が理解できるか、楽しめるか、続けられるかを重点とし、児童の生きた声を盛り込んで共同開発した。 アプリは3つの機能があり、お金を稼ぐ体験「お手伝い」、経営体験「経営ゲーム」、増やす体験「運用」で構成。アカウントは「親」と「子供」で分かれており、1つのスマホでアカウントを切り替えられ、それぞれ異なる画面が表示される。 お手伝い機能は、親が子供に「おしごと」と「金額」を設定し、お手伝いをすることでお小遣いを獲得できる。おしごとの内容は「おふろそうじ」「ゴミすて」などあらかじめ決められたものから選べるほか、自分で設定することも可能。 子供がおしごとを完了して報告ボタンを押すと、親のアカウントに通知。親が承認することで設定した金額がお小遣いとして、またゲーム内通過「ジュエル」も同時にもらうことができる。なお、親のアカウントでログインする際はパスワードを入力する必要があり、パスワードは子供に教えないよう促される。 経営ゲームでは、子供のアカウント内にある異世界ポシェットタウンを舞台にお店を経営。「野菜」「魚」「おもちゃ」「家電」など、まちで商品を仕入れ、自分で値付けして商品を売るというお店の経営体験ができる。 仕入れ商品はアプリ内の天候などによって値段が変わるため、お店の経営を体験をすることで社会の仕組みが学べる。商品を売る際は「開店」ボタンを押す必要があるが、子供がゲームにのめり込まないよう1日3回までしか押せない仕様とした。 経営ゲームを進めるには、お手伝いで獲得したゲーム内通貨「ジュエル」が必要な場面が発生する。お手伝いを追加するなどの対応が求められるため、必然的に親子の会話が発生する仕掛けとした。また、実際の企業も登場し、現実の社会に対する理解も進められる。 運用機能では、自分で稼いだお小遣いを大人と相談したうえで運用できる。「定期預金」としてお小遣いを預けられ、金利は預入日数によって変わり、「3日:2%」「7日:5%」「10日:8%」から選択可能。定期預金は一度預けると満期になるまで引き下ろせない。 プレミアムプランでは、株式投資や外貨を使った運用が可能。国際政治やビジネスに興味を持てるとともに、擬似的に運用の経験を積むことができる。プレミアムプランの利用料は月額1,080円。 アプリを提供するみずほポシェットは、みずほイノベーション・フロンティアと、ゲーミフィケーション事業を展開するセガ エックスディーの合弁会社で、2024年3月に設立。今回のアプリは、みずほ社員発のアイデアを木原正裕グループCEO自らが選定する「みずほGCEO チャレンジ」の第1号事業化案件で、みずほポシェットとして初のサービス提供となる。 みずほの金融に関する知見と、セガXDのエンタテインメントのナレッジを掛け合わせ、大人の「子供に勉強してほしい」気持ちと、子供の「遊びたい」ニーズを両立させ、お金と道徳の関係、マクロ経済などを楽しく学べるとする。 アプリの開発背景として、昨今の国際情勢や激変する国際ビジネス環境、日本国内の物価高やお金にまつわる事件の発生など、子供を取り巻く社会環境が大きく変化していることを挙げている。 みずほGCEO チャレンジでポシェットプラスの企画を立ち上げた、みずほポシェット 代表取締役社長 小原綾子氏は、アプリの企画まではみずほ銀行でヤンゴン支店の立ち上げや外為営業部で営業・企画などに従事。アプリの企画立ち上げについて以下のように話した。 「GCEOチャレンジでこの企画を出したのは2年前ですが、それよりもっと前から子供の金融教育について考えていました。昨今のさまざまな情勢のなか、これから子供たちはどうやってお金と付き合っていけばいいのか、日常生活の中でどうやってお金と付き合えばいいのか疑問に思っているのではと考え、そういったことが自然にわかるようなアプリを企画しました。 お金との付き合いというのは、子供たちの普段の習い事、ピアノだったり水泳だったり、そういうものと同じではないかと思っています。毎日少しずつ学んでいくなかで知見を積み上げ、大人になってからそれが大きな力になっていくのではないか、そういう思いでアプリを開発しました」 また、ゲストとして俳優の中尾明慶さんも登壇、実際にアプリの経営ゲームを体験し「子供向けのアプリですが、大人も一生懸命考えないと商品が売れなくて面白いですね。自分も小学6年生になる子供がいますが、お金のことをどうやって教えていいかわからないので、このアプリを早急に取り入れたいと思います」とコメントした。

経済 Impress Watch
2025年04月24日
お台場の未来館で「量子コンピュータ」を体験した 宇宙観測の最前線も公開

お台場の未来館で「量子コンピュータ」を体験した 宇宙観測の最前線も公開

日本科学未来館(未来館)は、4月23日に2つの新しい常設展示「量子コンピュータ・ディスコ」と「未読の宇宙」を公開しました。同館では10年以上ぶりという大型のリニューアルで、研究の最前線が体験できるようになっています。ここでは一般公開前日に行なわれた関係者向け内覧会の模様をお伝えします。 所在地は東京都江東区青海2-3-6。最寄り駅は新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」(徒歩約5分)、「テレコムセンター駅」(徒歩約4分)。開館時間は10時~17時(火曜と年末年始は休館)。入場料は大人630円、小学生~18歳210円、未就学児無料。土曜日は小学生~18歳も無料です。 今回の大きな目玉が3階にできた「量子コンピュータ・ディスコ」です。最近ニュースなどで耳にすることが多くなった量子コンピュータの仕組みをDJのような操作で体験できる展示になっています。 量子コンピュータ・ディスコは壁で仕切られた中に作られており、まず入り口には量子コンピュータの振る舞いを歌詞にした「量子コンピュータのうた」というラップミュージックが流れていて、DJ体験への気分を高めてくれます。 続いての「ダンスフロア」が量子コンピュータ・ディスコの心臓部。体験マシンで曲を選択してダンスフロアに流すことができます。 ドラゴンクエスト序曲や残酷な天使のテーゼといったゲーム音楽やアニメソングなどの身近な曲が用意され、表示される8曲から1曲を最終的に選ぶ操作をします。 体験マシンに「量子ゲート」というパーツをはめ込むことで、曲の選択が可能になります。量子コンピュータは1つの量子ビットに1と0の両方が存在する「量子重ね合わせ」状態を使うのが従来のコンピュータ(古典コンピュータ)との大きな違いです。 体験マシンでは、この量子重ね合わせを「複数の曲のミックス」として表現し、実際の量子コンピュータ同様に確率によってどの曲がフロアに流れるかが決定されるようにしました。曲ごとの確率などはディスプレイに表示されます。 このマシンは結構本格的な作りになっていると感じました。というのも、実際の量子コンピュータ向けプログラミングで使うゲートが記号も含めてほぼそのまま採用されているからです。ビット反転は「Xゲート」、量子重ね合わせを作るのは「H(アダマール)ゲート」といった具合です。 現在は量子コンピュータの実機を動かせるクラウドサービスがあるので、ここで学んだ量子ゲート操作の知識をそうしたプログラミングで活かせるようにしたとのこと。ここで興味を持ったら、実機の操作にもチャレンジしてみるとより理解が深まると思います。 さて体験マシンによる操作の実際ですが、レッスン、トライ、フリーというコースが選択できます。まずはレッスンコースのチュートリアルで基本が学べる流れになっています。 量子ビットを学ぶ前に従来のビット(古典ビット)についての解説もありました。古典ビットは3ビットで8通りが表現できますが、8つ全てのパターンを作らないと8曲を聴くことができません。また、1度に聞くことができるのは1曲に限られます。 そこでHゲートをはめて量子重ね合わせ状態を作ると複数の曲を同時に表現できます。3つのビットそれぞれに1つずつHゲートを置くと、それだけで8曲全てを表現できることが体験できます。この状態では8つの曲が同確率で表現されているので、曲をフロアに流す「Mボタン(観測)」を押すとランダムに1曲が選ばれます。 さらに制御のゲートや曲の聞こえる位置を回転させる(位相回転に相当)操作などを通して目的の曲の確率を上げ、最終的にフロアに流すことができます。 体験マシンは3量子ビットですが、最大15ステップまでのプログラミングが可能。今回使ったゲート以外にも色々なゲートが用意されており、習熟すればフリーコースで高度なコントロールもできるそうです。 体験マシンは5台あり、1回の体験時間は10分。入ったところで整理券が受け取れるので発行してからトライできます。量子コンピュータは量子力学を扱うこともあって、基本的な概念の把握もなかなか難しいもの。そうした中で量子コンピュータに興味を持つきっかけとしては非常に面白い体験装置だと感じました。 量子コンピュータ・ディスコでは体験マシン以外の展示も充実していました。「量子コンピュータがわかるショートムービー」では量子コンピュータとは何で、どういう意義があるのかを紹介しています。このムービーはYouTubeでも公開されており、先の体験マシンの解説もあるので予習として見ておくと良さそうです。 進んで行くと、「量子コンピュータを生んだ、計算と物理の再会ものがたり」コーナーがあります。コンピュータ発展の歴史を「計算」と「物理」という切り離せないテーマの関わりで年表形式にまとめてありました。 歴代の有名なコンピュータがレゴブロックで再現されているのも必見。ENIACをスタートに、時代が進むごとにコンピュータは小さくなり、パソコンの時代を迎えます。しかし、量子コンピュータの登場で、またコンピュータが巨大化した様子も感じることができるようにしているそうです。 そして量子コンピュータのレゴの右上には、理化学研究所が2025年に開発した144量子ビットの「超伝導量子ビット集積回路チップ」が展示されています。このチップは国内で初めて一般公開される貴重な展示となっています。同じチップを使った量子コンピュータが今後研究に使われるそうです。 ちなみに最新技術ということで、理化学研究所の要望によりチップの撮影は禁止されています。今回はチップをアップで写さないことなどを条件に特別に撮影しています。 さらに進むと、もう少し踏み込んだ量子コンピュータの仕組みについての展示がありました。1つ目は原子を使う量子ビットの動きの説明です。原子核をまわる電子の様子を砂鉄使った模型で展示しています。 2つ目は量子ビット操作の仕組み。パネルの前のレバーを操作することで映像をズームし、量子コンピュータの内部がわかるようになっていました。 3つ目はエラー訂正の説明です。量子コンピュータ実用化に向けての大きな課題の一つがエラー対策。どのようにエラーを訂正するのかをゲームで学べます。 量子コンピュータの「現在地」を表現した展示もありました。すごろくのようなパネルで、「いまここ!」という吹き出しが現在達成している部分になります。最新の論文では、1量子ビットのエラー訂正が上手くできるレベルとのことで、まだまだ実用化への道のりは長いことがわかります。 現在地を表す吹き出しは動かせるようになっていて、研究の進歩に合わせて進めていくそうです。光合成の仕組みの計算などを経て、量子コンピュータを使うことが当たり前になるのがゴールになっていました。 エリアの最後には「量子コンピュータにコレできる? ガチャ」があります。レバーを回すと量子コンピュータにまつわる100以上のQ&Aから1つが選ばれて表示されます。多数の質問を事前に集めて回答を用意しておくことで、来館者が思うであろう疑問に答えられるようにしたそうです。 今回のリニューアルに合わせて、科学データを閲覧できる装置「ジオ・スコープ」(3階)が一新されました。もともと2011年から公開されていた展示ですが、データやUIが古くなってきたことから作り替えたそうです。 タッチパネル式のディスプレイを使って20のテーマでデータを見ることができます。「宇宙から見た雲の動き」や「世界の地震」は毎日更新される最新のデータが反映されているそうです。 今回、「世界の電力消費量」や「大気中のエアロゾルの濃度」など8つのテーマが新たに加わりました。また、「ビッグマックの価格変動」といった人間の活動に関わるテーマも新採用されています。 地図に表示される複数のテーマのデータを見比べることで、関連する様々な発見もできるとのことです。例えば「雲の量と砂漠の位置には関係がありそう」などといった具合です。 ジオ・スコープは5台あり、うち1台は視覚障害者でも理解できるように音の大小や高低で表現するモードも搭載されています(一般の人も体験可能)。 さらに5階のリニューアルで今回誕生したのが「未読の宇宙」という宇宙観測にまつわる展示です。「未読」とは未解明を表した言葉とのこと。 巨大な観測・実験装置を使って研究者がどのように宇宙の謎に挑んでいるのかを見ることができます。様々な装置を模型などで再現することで、研究施設を凝縮したような空間にしたそうです。 入り口には「霧箱」が置かれています。宇宙から来る粒子や自然放射線の軌跡を見ることができる比較的知られた実験装置ということで、「宇宙観測への入り口」として親しみやすいことから設置されました。 リニューアルに合わせて霧箱の窓サイズがこれまでの約4倍になり、宇宙から届くミュー粒子の軌跡がより観測しやすくなっています。 内部のメインエリアには観測機器の模型が多数並んでいます。どの展示も説明を聞いたり装置を動かしたりとインタラクティブに宇宙観測の仕組みを知ることができるようになっていました。 展示解説では、生成AIを使った3つのキャラクターと自由に語り合える仕組みも取り入れています。 新規常設展の公開に当たって、日本科学未来館 館長の浅川智恵子氏が登壇しました。 まず量子コンピュータ・ディスコに関して、「量子コンピュータは世界中の大学や研究機関、企業が開発競争を繰り広げている次世代のコンピュータです。実現すればスーパーコンピュータではできなかった複雑な計算が可能になり社会に大きなインパクトがあると期待されています。しかし、ほとんどの方は量子コンピュータは聞いたことがあるしすごそうだけれど、なんだかよくわからないというのが本音だと思います。今回はディスコ風のDJ体験になっていますが、これは量子コンピュータのプログラミング体験そのもの。この体験が量子コンピューターへの興味を深めるきっかけになれば幸いです」と挨拶しました。 未読の宇宙については、「最先端の天文学に挑戦しました。20世紀になって、可視光だけではなく宇宙からは膨大な電磁波が届いていることがわかりました。20世紀の終わりにはニュートリノの観測で日本がリードし、さらに21世紀になって重力波の観測にも成功しました。今回の展示では宇宙からのメッセージの美しさと、それを読み解こうとする人類の英知。それでもまだわからないところがある宇宙の秘密を感じてほしい」と話しました。 量子コンピュータ・ディスコの総合監修を担当したのは、大阪大学基礎工学研究科教授の藤井啓祐氏。 「量子力学が誕生して100周年。今年は量子コンピュータを知ってもらうには非常にいい年です。私が量子コンピュータの研究を始めた頃は、100年経ってもできないと思われていました。しかし、すごくテクノロジーが進化して皆さんが使えるような時代になりました。ただ、理解するのが難しい分野でもあります。今回の体験を通じて将来量子コンピュータを作るような教え子たちが育ってくれることを目指して、展示の取り組みをさせていただきました。これから1年、2年、3年と経って、量子コンピュータがどんどん進化したねと言ってもらえるように我々研究者も頑張りたいと思います」と語りました。 未読の宇宙の総合監修を担当したのは、東京大学卓越教授の梶田隆章氏。 「未来館ではこの前身の展示にも関わらせてもらい、その時はスーパーカミオカンデを紹介しました。それから約四半世紀が過ぎ、ニュートリノ研究はハイパーカミオカンデに引き継がれようとしています。また重力波の観測も300例があり、宇宙の観測で重要な役割になっています。ニュートリノや重力波の観測は光学望遠鏡や多波長観測と連携することで、より深く宇宙を捉えることが可能になってきました。こうした手法が天文学では急速に発展しています。展示では、現在どのように宇宙の謎を調べていこうとしているのかをぜひ多くの皆様に知ってもらいたいと思います」と話しました。

文化・エンタメ Impress Watch
2025年04月24日
野村不動産、都心の高額分譲マンション供給拡大 神宮前・愛宕・西麻布

野村不動産、都心の高額分譲マンション供給拡大 神宮前・愛宕・西麻布

野村不動産は、最上級クラスの商品企画と専属販売体制による顧客対応を実施する、都心エリアでの高額分譲マンション供給数を今後拡大すると発表した。先行して「プラウド神宮前」(渋谷区)が24年10月に竣工したほか、愛宕地区や西麻布三丁目北東地区など、複数物件の工事も始まっている。 株式や投資信託などの資産価値の上昇により、これらの保有比率が高い富裕層の保有資産額が増加しているという環境下で、新築分譲マンション市場では希少性がある立地に高い商品仕様を備えた高額分譲マンションへのニーズは高まっているという。プラウド神宮前についても販売は順調としている。 野村不動産が参画し、工事が始まっている「愛宕地区第一種市街地再開発事業F地区」や「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業A街区」(ともに港区)」に加え、すでに取得済の案件を含めると野村不動産の都心エリアでの高額分譲マンションの用地ストックは6,000億円を超えるという。あわせて、専門の販売部署を設置するなど、供給拡大に向けた事業体制の構築を推進している。 24年度より顧客との関係強化と満足度向上を目的に、都心エリアでの高額商品を専門に取り扱い、専属の顧客対応を実施する部署として「プライベートサービス部」を新設。販売活動から引き渡し後のフォローまで一気通貫で対応するとともに、高額商品に対するニーズとトレンドを集約して商品企画に活かすことで、継続的に事業を展開する。 愛宕は特定業務代行者、西麻布は参加組合員として参画しており、それぞれ2月、3月に着工した。これらを含めた高額分譲マンションの用地ストックから、継続的に事業を展開できる見通しとしている。 愛宕再開発の規模は、敷地面積約2,900m2、延べ面積約54,100m2、地上41階・地下2階、高さ約159m。主要用途は住宅、事務所、店舗等。28年度竣工予定。 西麻布再開発の規模は、施行区域面積約1.6ha(B街区含む)、延べ面積約97,000m2、地上54階・地下4階、高さ約200m。主要用途は住宅、事務所、店舗、ホテル。29年度竣工予定。

政治 Impress Watch
2025年04月23日
LINE Payサービス終了 10年の歴史に幕

LINE Payサービス終了 10年の歴史に幕

2025年4月23日、日本における「LINE Pay」の支払いサービスが終了します。23日に終了するのは、コード決済などの支払いサービス、チャージ&ペイ、PayPayへの残高移行、銀行振込など、LINE Payの基本機能のほとんどが終了することとなります。 LINE Payのお店での利用だけでなく、PayPayへの移行や銀行出金も23日を持って終了します。24日からは、LINE Pay残高/LINE Payライト残高の指定銀行口座への払戻し対応も開始されますが、別途手続が必要になりますので、23日中に対応しておいたほうがよいでしょう。 今後は、支払い履歴、入出金履歴、送金・送金依頼履歴の確認なども順次停止されます。 LINE Payは、2014年12月から日本国内でサービス開始。LINEから使える決済、送金として多くのユーザーが利用し、日本のコード決済の代表的なサービスの一つとなっていました。しかし、LINEとヤフーの経営統合などを経て、ソフトバンクグループ内に「PayPay」も存在することとなり、サービス重複の状態となったこともあり、送金・決済サービス領域はPayPayに一本化されました。開始から約10年で日本におけるLINE Payのサービスは終了します。なお、台湾、タイ現地のLINE Payは、今後も継続されます。

経済 Impress Watch
2025年04月23日
Revolut、中国人民元とベトナムドンの両替・保有に対応

Revolut、中国人民元とベトナムドンの両替・保有に対応

金融アプリの「Revolut」は23日、中国人民元(CNY)とベトナムドン(VND)のアプリ内での両替・保有に対応した。これにより、Revolutで両替・保有できる通貨は合計39通貨となった。 Revolut(レボリュート)は、タッチ決済対応のVisaデビットカード(リアルカード・バーチャルカード)として決済に利用できるほか、手数料不要で有利な為替レートの両替、送金、支出管理、eSIMなどの機能を備えた金融アプリ。 新たに人民元とドンに対応することで、中国やベトナムの旅行などにおいて、有利な為替レートでの両替や支払いが可能になる。またRevolutでは、22日から有料プランにおける為替市場時間外の為替手数料を撤廃した(スタンダードプランでは為替市場時間外手数料、無料利用枠等の条件が適用される)。 Revolutの調査では、日本人が海外旅行時の経費について気になる問題として、「日本円の為替レートが悪いこと」が挙げられている。Revolutでは、為替レートの変動を気にせず、簡単に現地通貨で決済できるとアピールしている。 また、海外通貨でのカード決済時の海外事務手数料が0%となる点も特徴。帰国後、残った外貨を好きな時に円に戻し、日常の決済に利用できる。24年12月からはeSIMサービスも展開している。

経済 Impress Watch
2025年04月23日
三井不動産、木造建築新ブランド「&forest」

三井不動産、木造建築新ブランド「&forest」

三井不動産は、三井不動産グループの新たな木造建築ブランドの名称を「&forest」に決定した。第一号物件となる木造賃貸オフィスビル「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」の名称を「日本橋本町三井ビルディング &forest」、神奈川県海老名市で4月に着工し、建物構造の一部に木材を使用する新産業創造拠点の名称を「MFIP海老名 &forest」とする。また、東京・日本橋では、三井不動産として2棟目となる木造賃貸オフィスビル「(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画」も推進中。 三井不動産グループは、2025年4月に街づくりにおける環境との共生宣言「&EARTH for Nature」を策定。「環境」を自然、人、地域が一体となったものと捉え、持続可能であり魅力が増す街づくりを推進している。 「&forest」には、三井不動産グループの「&マーク」における「共生・共存・共創」の理念のもと、三井不動産グループの保有林、「“終わらない森”創り」に取り組むとともに、木造化による木材活用を推進し、自然資源を循環させ、未来につないでいく街づくりに取り組んでいくという想いを込めている。 日本橋で推進中の「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」の名称は、「&forest」を初適用する物件として、「日本橋本町三井ビルディング &forest」に決定。 日本最大・最高層の木造賃貸オフィスビルとして、三井不動産グループ保有林を含む1,100m3超の国産木材を構造材に使用。一般的な鉄骨造オフィスビルと比較して、躯体部分において、建築時CO2排出量の約30%を削減する。内装・仕上げ材にも積極的に国産木材を使用し、木ならではのやすらぎとぬくもりを感じられる「行きたくなるオフィス」の実現を目指す。 日本橋で2棟目となる木造賃貸オフィスビル計画「(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画」も推進。国産木材を積極的に活用することによる建築時のCO2排出量削減に加え、運用時における省エネ・創エネ施策を積極的に取り入れ、1棟目を超える環境性能の向上に挑戦する。 所在地は東京都中央区日本橋本町一丁目5番地。敷地面積は2,000m2。延床面積は約18,000m2。地上11階地下1階で高さは56m。28年4月竣工予定。 新産業創造拠点「MFIP海老名 &forest」は、神奈川県海老名市の海老名市役所周辺地区に位置し、物流用途に加え、建物全体の約半分がオフィス・研究施設・ラボ等のマルチユーススペースで構成。テナント企業の柔軟な拠点創造を支援し、社会のイノベーション・付加価値の創出の場となることを目指した複合業務施設。 複数テナント型の物流用途を含む施設として国内で初めて国産材を建物構造の一部に採用することから、「&forest」を施設名称に冠することになった。 木造柱の構造材の一部や燃え代層の見えがかり部分には、三井不動産グループの保有林(北海道美瑛町)から採取したトドマツ材を使用し、木鋼ハイブリッド梁の被覆木材や天井などの仕上げ材・内装材にも、保有林の木材を活用している。 メインエントランスは、木と植物の風合い、香りを感じられる有機的で柔らかい空間とし、3階ラウンジには、保有林の木材を内装・仕上げ材の一部に使用。木質感あふれる空間を創出する。 所在地は神奈川県海老名市中央5丁目2番。敷地面積は19,822m2。延床面積は約40,219m2。地上4階建て・鉄骨造一部木造。竣工は26年6月末。

政治 Impress Watch
2025年04月22日