政府が随意契約で放出する備蓄米の大手小売業者などへの引き渡しが29日、初日を迎えた。契約した業者の一つ、生活用品大手アイリスオーヤマ(仙台市)の宮城県亘理町にあるグループ会社精米工場には、備蓄米を積んだトラックが到着。6月2日には店頭での販売が始まる見込みだ。
アイリスはグループ会社を通じて政府から1万トンを調達。価格は5キロで税込み2160円とする。既存ブランド「和の輝き」のパッケージに、政府備蓄米と分かる印字シールを貼る。
備蓄米の随意契約で政府は、61事業者の申請を受け付け、2022年産の全量20万トンに達する見込みとなったため、受け付けを止めた。残り10万トンの21年産は中小のスーパーや米穀店に売り渡す方針。21年産の税抜き店頭価格は5キロ当たり1800円程度になる想定という。