1月17日に「大阪若手能」 思い合う気持ちテーマに「高砂」「百萬」

文化・エンタメ 産経新聞 2026年01月15日 21:10
1月17日に「大阪若手能」 思い合う気持ちテーマに「高砂」「百萬」

阪神間の40歳以下の若手能楽師でつくる「大阪若手能」が日頃の研鑽の成果を披露する「能楽若手研究会大阪公演」が1月17日午後1時、大阪市中央区の大槻能楽堂で開催される。今年は「思い合うこと」をテーマに、夫婦和合などを祝う「高砂」と親子の絆を描いた「百萬」を上演する。

「高砂」は、相生の松の化身である老夫婦のむつまじさや長寿をことほぐ祝言曲。シテを演じる観世流シテ方の山田薫は「不安な時代だからこそ、神様が主人公のこの曲に首尾一貫している、ポジティブなエネルギーの強さを感じてほしい」と語る。

「百萬」はわが子と生き別れて正気を失った母親が、京都・嵯峨の寺の大念仏に参加し、奇跡の再会を果たす物語。シテは観世流シテ方の上田顕崇が勤める。

他に大蔵流狂言師の小西玲央による狂言「鬼瓦」。前売り3400円、当日3700円、学生1800円。

公演前の12日には、大阪市北区の朝陽会館で、山田と上田による直前講座「NOH 学 BASE」(参加費2千円)もあり、各演目の詳しい説明などを聞くことができる。

いずれも問い合わせは大阪若手能実行委員会(090-4365-2422)。(田中佐和)

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