伊豆シャボテン動物公園が運営する屋内型ふれあい動物園「アニタッチ MARK IS 静岡」で、世界最小のキツネとして知られるフェネックの赤ちゃん3頭が順調に成長している。3つ子は2025年12月3日に誕生し、オス1頭、メス2頭。
【写真】カワイイ!生まれて間もない頃のようす…世界最小のキツネ「フェネック」
母親のサキは出産直後から赤ちゃんを抱え、授乳するなど熱心に子育てを続けているという。3頭はいずれも母乳をしっかりと飲み、健康状態も良好。生後1ヶ月頃からは、ふやかした固形のごはんによる離乳食を食べ始め、現在では肉も食べられるまでに成長した。体重は大人の約半分にあたるおよそ500グラムまで増え、獣舎内では元気いっぱいに遊び回る姿が見られる。
現在は、獣舎の外の環境に慣れるためのトレーニング期間に入っており、日中は展示場で過ごす時間も徐々に増えてきている。タイミングが合えば、ガラス越しに3つ子と母親を含むフェネックファミリーの様子を観察することができるという。
フェネックは北アフリカからアラビア半島の砂漠地帯に生息するイヌ科の動物で、体長は約30~40センチ、体重は約0.9~1.4キロ。大きな耳が特徴で、体熱の放散や砂中の獲物を探す役割を担っているとされる。野生では10頭ほどの群れで生活し、妊娠期間は約50日。1回の出産で1~4頭の子を産み、授乳期間は約3ヶ月、6~9ヶ月ほどで性成熟に達する。