オーストラリア準備銀行(中央銀行)は3日の理事会で、政策金利を0・25%引き上げ3・85%にすることを全会一致で決めた。利上げは2023年11月以来、2年3カ月ぶり。物価上昇を抑制するのが狙い。インフレの加速を背景に市場では利上げ観測が高まっていた。
準備銀は声明で、民間需要が家計の支出、投資の双方に牽引(けんいん)され想定以上に強まっていると指摘。「インフレ率が当面目標(の2~3%)を上回り続ける可能性が高く、金利引き上げが適切だと判断した」と説明した。
オーストラリアの統計局が今年1月に発表した25年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3・8%上昇し、前月の3・4%から加速。電気料金を含む住宅コスト上昇が影響した。
準備銀はインフレ率の鈍化を背景に景気を下支えするため、25年8月に0・25%の利下げを決め、政策金利を3・6%とした。以降、金利を据え置いていた。(共同)