【北京=三塚聖平】中国共産党と、台湾の最大野党、中国国民党のそれぞれのシンクタンクが共催する「国共両党シンクタンクフォーラム」が3日、北京で開かれた。国共両党によるフォーラム開催は2016年以来。共産党指導部は、国民党との接近を通じ、「台湾独立派」と敵視する民主進歩党の頼清徳政権に揺さぶりをかける狙いとみられる。
中国国営新華社通信によると、中国で台湾政策を主管する国務院(政府)台湾事務弁公室トップの宋濤主任が開幕式で共産党側を代表してあいさつした。「われわれは『台湾独立』の頑迷分子とその手先に対しては手加減しない」と述べた。
国民党側を代表してあいさつした蕭旭岑・党副主席は「『台湾独立』への反対」などを中台の共通した政治基礎とし、「平和発展」の実現に期待を示したという。