日本のフュージョン音楽をリードするギタリスト、高中正義さん(73)の51年ぶりのロンドン公演が3月31日と4月1日に行われ、大盛況だった。日本では中高年層に人気があるが、ロイター通信は「Z世代の熱狂が彼を国際的な舞台へと押し上げた」と報じた。
高中さんは、つのだ☆ひろさんらの「フライド・エッグ」や加藤和彦さんらの「サディスティック・ミカ・バンド」で活躍した後、昭和51年にソロ活動に転じた。パイオニアのCMソング「Blue Lagoon」などで一世を風靡した。中森明菜さんの「十戒」などを作曲したことでも知られる。
ロンドン公演は世界ツアーの第一弾。サディスティック・ミカ・バンド時代の1975(昭和50)年以来の渡英となった。
ロイターは1日、高中さんへの事前のインタビューを交えた動画を配信した。その中で高中さんは「日本のファンの多くは50~70代だが、海外ではほとんどが20代。曲が終わったときの歓声がすごくて、うれしい」と話した。ファンの女子学生は「最近の音楽は同じようなものばかりだが、高中さんには奥深さを感じる」と語った。
世界ツアーは4、5日のニューヨークなど米、オーストラリア、ニュージーランドと続き、5月8日には東京・渋谷公会堂で凱旋公演が行われる。