福島市の観光PRキャラクターに「ももりん」が就任して4日で30周年となった。大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン」の開幕イベントに重なり、市はJR福島駅東口でお祝いのセレモニーを開いて観光客にお披露目した。
ももりんは1996年4月に誕生。福島市民に親しまれている吾妻連峰の山、吾妻小富士で春になると残雪がウサギの形になる「雪うさぎ」がモチーフだ。名産の桃とリンゴを掛け合わせて命名された。市内では循環バスや児童公園、シェアサイクルなどにその名を冠し、2019年には水道水のおいしさをPRする、ももりんをかたどった水飲み器が福島駅前に設置された。
この日は、14年にライバルとして誕生した「ブラックももりん」と仲良く登場。子どもたちから抱き付かれたりスマートフォンで一緒に写真を撮られたりと人気を集めていた。馬場雄基市長(33)は「どうしても皆さんとお祝いしたかった。30年ありがとう、おめでとう」とたたえた。【錦織祐一】