粘る水戸、ダービー制す PK戦で鹿島に意地―Jリーグ

スポーツ 時事通信 2026年04月04日 19:34
粘る水戸、ダービー制す PK戦で鹿島に意地―Jリーグ

前半、先制ゴールを決め喜ぶ水戸の渡辺(左)=4日、Ksスタ

 J1で初めて実現した「茨城ダービー」は、初昇格の水戸に軍配が上がった。戦力、資金力、実績などあらゆるところで雲泥の差がある鹿島に対し、粘りに粘ってPK戦で勝利。水戸の樹森監督は「われわれはずっと格下だった。この1勝で(関係が)大きく変わるとは思わないが、先に勝ったのは僕らだ。素晴らしい」と喜んだ。

 前半34分にエース渡辺が先制。「相手に食らい付けば、自分たちの基準も上がる。点を取る自分の役割もできた」。後半は押し込まれ、全員が自陣に閉じこもるような展開。ダニーロの退場で1人少なくなっても、GK西川を中心に懸命に耐えた。

 試合終了間際に追い付かれたが、意気消沈はしなかった。PK戦で1人目を止めて勝利をたぐり寄せたのも西川。「相手の表情に自信がなかったのでいけた」。気迫で鹿島をのみ込んだ。

 7連勝の勢いを止められた鹿島の鈴木は「みんなが必要以上にプレッシャーを感じていた」と首をひねった。両クラブが力の差に関係なくぶつかり合うのがダービーの醍醐味(だいごみ)。水戸が意地を見せた。

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