米イスラエルとイランの交戦で、イランがペルシャ湾岸諸国を攻撃し、海水の淡水化施設が損傷する事例が出ている。水資源に乏しい湾岸諸国では、淡水化施設が市民生活を支え、経済成長の基盤をなす生命線だ。致命的な打撃を受ければ多方面に深刻な影響が出ると指摘されている。
イランのアラグチ外相は3月7日、要衝ホルムズ海峡に面するケシム島の淡水化施設が米軍に攻撃され、「30の村への水供給に影響が出た」とSNSに投稿。この後、イランは8日に湾岸諸国の淡水化施設に対して攻撃を始めた。クウェートやアラブ首長国連邦(UAE)では迎撃などの際に施設が損傷したもようだ。