NHK連続テレビ小説『おしん』(最高視聴率62・9%)のヒロインの母親「ふじ」役や、20年以上続いた長寿番組『渡る世間は鬼ばかり(渡鬼)』(平均視聴率20・6%)の主人公格「小島五月」役などで知られ、国民的女優としての地位を築いた泉ピン子さん(78)。大成した背景には、「ママ」と慕った脚本家・橋田壽賀子さんの存在があったと振り返る。(聞き手 三宅令)
《昭和53(1978)年、出演したドラマ『夫婦』が高視聴率を記録した際、脚本の橋田さんに「あなたとなら、数字(視聴率)が取れる」と告げられた。ここから2人のテレビ史に刻まれる快進撃は始まるが、出会いはその前年に遡る》