京都・南丹の11歳男児行方不明 保護者説明会で校長が謝罪 延べ千人態勢で捜索続く

社会 産経新聞 2026年04月06日 22:43
京都・南丹の11歳男児行方不明 保護者説明会で校長が謝罪 延べ千人態勢で捜索続く

京都府南丹市園部町の市立園部小6年の安達結希(ゆき)さん(11)が、3月23日に行方不明になってから6日で2週間が経過した。同校は同日夜に保護者説明会を開催。京都府警などが延べ千人以上の態勢で捜索を続けているが、3月末に通学かばんが見つかって以降は新たな手がかりはなく、発見を急いでいる。

説明会の会場を訪れたのは、安達さんと同学年の子供がいる保護者約50人。市教委の担当者によると、芦刈毅校長が安達さんの欠席について保護者への連絡が遅れたことを謝罪した。今後欠席を確認した際は学校から15分以内に保護者へ連絡するほか、4月中旬以降はスクールカウンセラーの配置時間を増やして児童のケアにあたると説明。登下校時の児童の見守り強化も検討していることを伝えたという。

府警南丹署によると、この日も約40人態勢で市内の公民館近くや山裾辺りを捜索。児童の見守りなどについても態勢を検討する。

3月中旬に安達さんとドッジボールで遊んだという中学1年の男子生徒は、安達さんについて「おとなしい子。急にいなくなるなんてびっくりしている。早く見つかってほしい」と不安げに話していた。

府警や同校によると、安達さんは3月23日午前8時ごろ、同校の敷地内まで父親に車で送り届けられた。この日は卒業式があり、担任教員が午前8時半ごろに安達さんの不在に気付き、養護教諭に情報共有したが、保護者には連絡していなかった。式終了後の午前11時50分ごろ、担任教員が保護者に連絡して安達さんの行方が分からないことに気付き、家族が正午ごろに110番した。

府警は3月25日、安達さんの顔写真などをホームページで公開。4月6日朝の時点で約230件の情報が寄せられているが、いずれも行方につながる情報はないという。

3月29日には親族が同校から西に約3キロの山中で、安達さんの「ランリュック」と呼ばれる黄色の通学かばんを発見。4月3日には、かばん発見場所近くの池でボートから水中を確認し、ドローンも使って捜索したが新たな手がかりは見つからなかった。

捜査関係者によると、安達さんは携帯電話や位置情報が分かる機器などは持っておらず、電車やバスなどの交通機関を利用した形跡はない。学校周辺やかばん発見場所までの防犯カメラにも安達さんが写った映像は確認されておらず、付近の車のドライブレコーダーの確認などを進める。

安達さんは身長約135センチでやせ形。短い黒髪で、黄色の帽子に黒と灰色のフリース、胸に「84」と書かれたトレーナーを着ていた。情報提供は南丹署生活安全課(0771・62・0110)。

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