台湾総統、米下院議員団と会談 対中連携アピール

国際 時事通信 2026年04月07日 20:45

 【台北時事】台湾の頼清徳総統は7日、台北を訪れた米共和党の下院議員4人と総統府で会談した。総統府によると、頼氏は「地域の平和と安定を著しく破壊している」と中国を非難し、米台協力強化や防衛予算増額に意欲を示した。ナン議員は「米国は台湾を断固支持する」と応じた。

 頼政権は昨年、米国製兵器の購入費などを盛り込んだ総額1兆2500億台湾ドル(約6兆2000億円)の防衛特別予算案を立法院(国会)に提出。しかし過半数の議席を占める対中融和的な国民党など野党が反対し、成立していない。

 国民党の鄭麗文主席(党首)は7日に中国入りしており、習近平国家主席と会談する見通し。頼氏は米台連携をアピールし、習政権と国民党の接近をけん制した形だ。一方、バンクス米上院議員(共和)も7~9日の日程で訪台しており、滞在中に頼氏と会談する。

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