カンヌ国際映画祭コンペに日本監督の3本 常連・是枝監督作品も

文化・エンタメ 毎日新聞 2026年04月09日 20:34
カンヌ国際映画祭コンペに日本監督の3本 常連・是枝監督作品も

 5月に南仏・カンヌで開かれる第79回カンヌ国際映画祭の概要が9日、発表された。最高賞のパルムドールなどを競うコンペティション部門に、濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」、深田晃司監督の「ナギダイアリー」、是枝裕和監督の「箱の中の羊」が選ばれた。映画祭は5月12~23日に開かれる。

 「急に具合が悪くなる」はパリの介護施設を舞台に、2人の女性の交流を描く。宮野真生子さん、磯野真穂さんの同名著書が原作で、日本、フランスなどの合作。濱口監督作品のカンヌのコンペ出品は、脚本賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」(21年)に続いて3作目。

 「ナギダイアリー」は、山間の土地で出会った3人の男女が過去と内面と向き合う。岡山県奈義町で撮影された。日本、フランスなどの合作。

 「箱の中の羊」は是枝監督のオリジナルで、アンドロイドの息子を迎えた夫婦の物語。是枝監督は「万引き家族」(18年)でパルムドールを受賞するなど、カンヌでは常連の一人。

 また、個性的な作品が賞を競う「ある視点」部門には、岨手(そで)由貴子監督の「すべて真夜中の恋人たち」、話題作を特別上映する「カンヌ・プレミア」部門では黒沢清監督の「黒牢城」が上映される。【勝田友巳】

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