自民党は12日午前、第93回党大会を東京都内のホテルで開いた。衆参両院の憲法審査会に憲法改正条文の起草委員会を設置して改憲原案を作成し、国会提出を目指すとした令和8年党運動方針案を採択する。来春の統一地方選での勝利も明記した。結党70年に合わせた新たなビジョンを発表するほか、高市早苗首相(党総裁)が演説し、今後の政権運営に関し見解を表明する。
連立政権を組む日本維新の会の吉村洋文代表、経団連の筒井義信会長があいさつする。7年の党大会で来賓としてあいさつした連合の芳野友子会長は招かれていない。
運動方針案は統一地方選について「地域に根差した支持基盤の強化と党勢拡大のためにも、その勝利を最重要課題と位置付ける」と強調。2年間限定の飲食料品の消費税率ゼロに関しては、「社会保障国民会議」で「財源やスケジュールの在り方など実現に向けた検討を加速する」と記した。
皇族数確保のための方策を巡り「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する」案も踏まえながら「皇統に属する男系男子の養子縁組を可能とする」案を第一優先として、皇室典範改正を目指すと掲げた。