デンソー、5度目決勝で悲願の初V 高田真希「役割ようやく果たせた」バスケWリーグ

スポーツ 産経新聞 2026年04月12日 20:41
デンソー、5度目決勝で悲願の初V 高田真希「役割ようやく果たせた」バスケWリーグ

バスケットボール女子の京王電鉄Wリーグ・プレーオフは12日、東京・京王アリーナTOKYOで3戦先勝方式の決勝第4戦が行われ、レギュラーシーズン2位のデンソーが同1位のトヨタ自動車を70―51で下し、3勝1敗で初優勝を果たした。両チーム最多21得点の高田がプレーオフのMVPに選ばれた。

何度も寸前まで迫っていた頂点に、デンソーがようやくたどり着いた。3大会連続5度目の決勝を3勝1敗で制し、悲願の初優勝。今季は全日本選手権、Wリーグ・ユナイテッドカップとも決勝で敗れており、喜びはひとしおだった。それらすべてに出場してきた36歳の高田は「チームを勝たせる役割をようやく果たせた」と感慨にふけった。

1点リードで迎えた最終クオーター、勝利への執念が燃え上がった。昨季決勝の最終戦で出番のなかった藪が3本の3点シュートを決め、流れを一気に引き寄せた。昨年、日本代表入りも果たした21歳は「レベルの高い環境で積み重ねてきたからこそ、表現できた」。頻繁に選手を入れ替えることで、強度の高い守備を維持させるブクサノビッチ監督の戦術も機能し、この10分間でトヨタ自動車に許した得点は2点のみ。最後は木村が「ずっとデンソーを支えてくださったリツさん(高田)が持つべきだ」と大黒柱にボールを預け、歓喜の瞬間を迎えた。

プレーオフMVPに選ばれた高田は思いのたけをコートで口にした。「成功する人は成功するまで続けた人。やり続けることの大切さを感じてくれたら、この優勝の意義がある」。デンソー一筋18年のベテランは誇らしげに優勝カップを掲げた。(奥村信哉)

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