国際通貨基金(IMF)本部=2022年3月、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は14日発表した最新の世界経済見通しで、米イスラエルの対イラン軍事作戦をきっかけとした原油価格高騰が短期で収まるとの想定で、2026年の世界全体の成長率を3.1%と、1月時点の前回予測から0.2ポイント引き下げた。中東の紛争が長引けば、世界経済は急減速する公算が大きいと警告した。
世界成長は鈍化へ イラン停戦持続でも―IMFトップ
IMFは、原油高が長期化した場合のシナリオも提示。26年の石油価格が平均で1バレル=100ドルで推移し、翌年にやや下落しても、26年の世界成長率は2.5%に落ち込むと予想。世界のインフレ率も5.4%と、基本シナリオ(4.4%)を大きく上回ると見込んだ。