トランプ氏、メローニ氏に怒り「勇敢だと思ったのは誤り」 蜜月関係、決裂か 伊紙に語る

国際 産経新聞 2026年04月15日 01:20
トランプ氏、メローニ氏に怒り「勇敢だと思ったのは誤り」 蜜月関係、決裂か 伊紙に語る

【パリ=三井美奈】イタリア紙コリエレ・デラ・セラ(電子版)は14日、トランプ米大統領との電話インタビューの内容を報じた。トランプ氏は、メローニ伊首相について「彼女には憤慨した。勇敢だと思ったが、間違いだった」と発言。トランプ氏と親しい関係にあったメローニ氏が、イラン攻撃で協力しないことへのいらだちを語った。

メローニ氏は13日、トランプ氏が和平を求めるローマ教皇レオ14世を批判したことに対し、「受け入れがたい」と反発。伊政府はイラン攻撃を「国際法に反する」と位置づけ、米爆撃機の国内着陸を拒否するなど、米国と距離を置く。

こうした動きを受け、トランプ氏はインタビューで「彼女は巻き込まれまいとするだけ。イタリアは(中東で)で石油を得ており、米国はイタリアにとって重要な存在でもあるのに」と不満を訴えた。イランの核開発はイタリアにもかかわる問題なのに、メローニ氏は関与を避けていると指摘し、「受け入れがたいのは、彼女の方だ」「以前と同じ人物ではなくなった」と述べた。さらに、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡の航行再開に向けて、「欧州は戦おうとしない。トランプに頼るだけ」として北大西洋条約機構(NATO)批判を繰り返した。

メローニ氏は昨年1月、トランプ氏の大統領就任式に出席。西欧で最もトランプ氏に近い首相とみなされてきた。同紙によると、インタビューは6分間行われた。

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