個人の商売に小さめの三輪軽トラ。
1930年代から日本で走り回り、戦後の復興に貢献したオート三輪。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』に出たダイハツ ミゼットは印象的でした。
三輪なので右左折でコロンと横転しては、その辺の人たちに起こしてもらっていた…なんて話を聞いたことがあります。
フィアット初の三輪EV登場
今は2025年ですが、イタリアの老舗カーメーカーFIAT(フィアット)が電動オート三輪「TRIS(トリス)」を発表しました。
名前は三輪車、LED3灯の「3」に由来しており、いろんな言語でも発音しやすいのも理由なんですって。ウィスキーではありませんよ?
デザインはイタリアですが、製造はモロッコで、アフリカや中東向けにラスト1マイルの配送用として売られ、現地の人たちを経済的に支えるべく低価格で売られます。
軽くて頑丈で安い
家庭でも充電可能で、残量0%~80%まで3.5時間で高速充電ができます。
フル充電で90km走行可能で、最高時速は45kmとのこと。近所で商売をするのにちょうど良さげです。デジタルディスプレイには走行に関する情報が表示され、USB-Cポートからはスマホ充電できるのもイマドキです。
運転席は人間工学に基づいたデザインで、運転中の乗り心地が良く乗り降りもラク。
配達は乗降が多い職種ですが、疲れを感じさせないよう考えられています。
荷台部分はモジュール式で、フラットな荷台や囲いを付けるなどカスタマイズが可能。ユーザーが自作したユニットを乗せてもいいというので、それぞれ個性的な使い方が生まれそうです。
ルパンは乗ってないけどね
フィアットといえば、映画『ルパン三世 カリオストロの城』で活躍したフィアット500(チンクエチェント)が有名ですよね。「TRIS」にそのDNAが受け継がれていると思うと、ちょっと見る目が変わってきそうです。
いざ乗られるようになったら、幻のゴート札は運べませんが古新聞・古雑誌を運ぶことはあるでしょう。
後ろに座席を付けて、東南アジアの乗合タクシー トゥクトゥク化する人も出てきそうです。みんな現地でどう使うのでしょうか?
Source: Fiat Chrysler Automobiles N.V.Reference: Wikipedia