東京都板橋区の坂本健区長が、2023年4月の区長選の選挙運動費用収支報告書で寄付金130件余りを誤って記載し、3月末に訂正していたことが後援会への取材で分かった。本来記載すべきだった後援会の政治資金収支報告書も追記などの訂正をした。
板橋区の坂本健区長(資料写真)
後援会によると、選挙運動費用収支報告書では当初、政治団体や個人から区長が264件計572万5000円の寄付を受け取ったと記載したが、実際はうち131件約390万円分を後援会で受け取っていた。政治団体からの寄付金を個人からの寄付金として記載した誤りもあった。
◆選挙運動費用と後援会の口座を兼用したため
後援会側は、スタッフ間の引き継ぎが新型コロナウイルス禍でうまくいかなかったほか、選挙運動費用と後援会の口座を兼用していて誤ったと説明した。
外部指摘で調査し発覚した。今後は口座の兼用を取りやめる。坂本区長は27日、後援会を通じ「私の管理不足。適正かつ厳正な事務処理を徹底する」とコメントした。(中村真暁)