トランプ氏、イランと「受け入れ可能な交渉」期待 キューバとも「取引」探る

国際 産経新聞 2026年02月01日 13:43
トランプ氏、イランと「受け入れ可能な交渉」期待 キューバとも「取引」探る

【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は1月31日、イランに向けて強力な艦隊を派遣していると説明した上で、イランが米国と「受け入れ可能な交渉をすることを望む」と述べた。トランプ政権がイランの核開発阻止に向けた軍事攻撃を視野に入れる中、「彼らは米国と真剣に対話しようとしている」とも指摘し、交渉を通じた事態の打開に期待を示した。

トランプ氏は南部フロリダ州に向かう大統領専用機内で取材に応じた。

米ニュースサイトのアクシオスが30日、サウジアラビアのハリド国防相が米政権幹部と会談した際、米国がイランへの軍事作戦を控えればイラン指導部を勇気づけ、イランの体制強化につながると警告したと報じた。

トランプ氏はこれについて、記者団に「ある人はそう考えるが、別の人はそう考えない」と指摘した。また、協議を通じて満足できるイランの非核化を実現することを望む立場を示した。

これまでにトランプ氏は、原子力空母エーブラハム・リンカーンを中核とする空母打撃群を中東海域に派遣したと説明。イランが交渉に応じなければ武力行使も辞さないと警告し、30日にはイラン側が交渉の期限を「知っている」と言及して、交渉期限を設けていることを示唆していた。

一方、トランプ氏は31日、キューバについても「彼らは米国と接触を図ろうとし、取引を望むだろう」と話し、交渉を通じた解決を探る意向を示した。米国と合意できれば「キューバは自由になる」とも語った。トランプ氏は29日に署名した大統領令で、キューバに原油を販売する国からの輸入品に関税を課すと表明し、キューバへの圧力を強めている。

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