トランプ米大統領は1月31日、石油供給の停止などで圧力を強めるキューバについて、窮地に陥っているため「われわれと接触し、取引を望むだろう」と主張した。大統領専用機内で記者団に語った。「合意できると思う」と楽観的な見方も示し、硬軟両様の姿勢で共産党一党独裁の体制に揺さぶりをかけた。
トランプ政権はキューバの体制転換が望ましいとの立場を取りつつ、介入には慎重な姿勢を示している。
キューバに原油を供給してきたメキシコのシェインバウム大統領はキューバで人道危機が起きかねないと懸念を示している。トランプ氏は31日、キューバが米国に協力すれば「必ずしもそうなるとは限らない」と強調した。
トランプ政権は管理下に置いたベネズエラ産原油のキューバへの供給を遮断。トランプ氏は、キューバに石油を輸出する国からの輸入品に追加関税を課すための大統領令にも署名している。(共同)