岐阜のリニア工事で水田の地表面低下、JR東海が修繕へ 「地下水位の回復見込めない」

社会 産経新聞 2026年02月01日 21:28
岐阜のリニア工事で水田の地表面低下、JR東海が修繕へ 「地下水位の回復見込めない」

JR東海は1日、岐阜県瑞浪市大(おお)湫(くて)町のリニア中央新幹線トンネル工事現場付近で井戸の水位が低下した問題で、住民向けに説明会を開き、一部の水田の地表面が低下しているとした上で、稲の発育不良が確認された水田について補償の一環として修繕すると説明した。説明会は非公開で、終了後、同社が報道陣に明らかにした。

修繕を予定しているのは、大湫盆地の水田にある4カ所。表面の土をはぎ取り、沈下した場所を特定。盛り土を行った上で、表面を均一に整える。不具合が生じた水路1カ所も修繕の対象とする。地元の営農組合と協議して進める。JR東海は「地下水位の大きな回復は見込めない」と説明している。

瑞浪市の工事現場では令和6年、掘削中に湧水が発生した。付近の井戸やため池で水位低下や枯渇が確認され、地盤も沈下した。JR東海は代替の水源として新たな井戸を整備し、2月上旬までに稼働する予定と説明している。

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