【ワシントン=坂本一之】トランプ米大統領は1日、核問題などをめぐって軍事圧力をかけるイランに関し「世界最強の艦船を展開し、(イランに)数日中に接近する」と述べた。イランへの圧力をさらに強める姿勢を示しつつ、核問題解決に向けた合意を「期待している」とも語り、交渉に応じるよう促した。
トランプ氏は1日、南部フロリダ州の私邸で記者団の取材に応じ、中東海域に派遣した原子力空母「エーブラハム・リンカーン」などに関して「世界最大」の艦船などと述べ、米国の軍事力を強調した。
イランの最高指導者ハメネイ師が1日の演説で米国の対イラン攻撃が地域を巻き込む戦争に発展する恐れがあると警告したことについては「合意できなければ(ハメネイ師の)発言が正しかったか明らかになる」と発言。戦争に発展することを否定せず、ハメネイ師の警告に動じない姿勢を示した。
ロイター通信は1日、米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長が1月30日にワシントン近郊の国防総省でイスラエル軍のザミール参謀総長と会談したと報じた。会談は非公式で内容は不明。イスラエルは米国の同盟国で、イランと対立している。