エジプトとの境界にあるパレスチナ自治区ガザ最南部のラファ検問所が2日、人の往来のため再開された。イスラエル当局者が明らかにした。命の危機がある住民約2万人が域外治療を望んでおり、救命につながるとみられる。ただ往来の人数は限定され、国連やイスラム原理主義組織ハマスが求める検問所を通じた支援物資搬入のめどは立っていない。
ラファ検問所は、2023年10月のガザ戦闘開始から24年5月にイスラエル軍が掌握して閉鎖されるまで、傷病者のエジプトへの搬送やガザへの支援物資搬入の主な玄関口だった。検問所再開は停戦交渉で争点の一つとなり、イスラエルとハマスが合意したガザ和平計画に盛り込まれた。
イスラエル当局は1日、検問所が再開したと発表したが、地元メディアによると、「システムを点検」する試行的な運用にとどまった。(共同)