国に無登録で、自社の野菜委託販売事業への出資を勧誘したとして、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕された会社代表の男が実質的に経営するグループ会社が令和4年夏ごろ、日本政策金融公庫(日本公庫)に虚偽申請し、1億5千万円の融資を受けた疑いがあることが3日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、集めた出資金の配当などに充てたとみて調べる。
県警は1月、野菜委託販売会社アグリス九州(熊本県宇城市)代表の畑野博樹容疑者(52)を逮捕。捜査関係者によると、グループ会社は4年7月、融資申し込みの際、冷蔵庫故障による野菜の損害額を水増しするなどしたとみられる。
福岡県警は、畑野容疑者らが1都6県の約200人から約24億円を集めたとみて、詐欺容疑も視野に捜査している。