近畿経済産業局長に1日付で就任した武田家明(いえあき)氏(54)が3日、大阪市内で記者会見を開いた。大阪・関西万博に誘致段階から携わり、2025年日本国際博覧会協会(万博協会)イベント局長などを歴任した。「万博で紹介されたような技術を社会に実装化していくのが私の使命かと思っている」と抱負を述べた。
奈良市で生まれ育ったこともあり、通商産業省(現経済産業省)に入省したころから志願していた役職だという。武田氏は「うれしく思うと同時に、責任の重さに身の引き締まる思い」と話した。現在の関西経済は「少し元気がなくなっている印象」と指摘し、万博の成果を生かして経済の活性化につなげることが大事だとの認識を示した。
武田氏は1994年に通産省に入省。日本貿易振興機構(ジェトロ)パリ事務所長を経て、2024年4月から万博協会イベント局長を務めた。