バンテリンドームナゴヤでのWBC日本代表練習に26日、合流した大谷は初日から精力的だった。午後3時過ぎ。グラウンドに姿を現した大谷は、前回決勝でバッテリーを組んだ中村悠(ヤクルト)や初対面の坂本(阪神)らに挨拶詣で。「少し遅れて僕らが来て、溶け込むことが勝つうえで大切なこと」と声をかけて回った。
米国キャンプを打ち上げたのは22日(日本時間23日)。24日に帰国したばかりで「頭がぼーっとする」と時差ぼけの影響は残るが、「いたって健康な状態でオフもキャンプも過ごせた。いい状態」と大谷。連覇を狙うWBCへ、万全の準備を整えてきた。
シーズンを見据え、この日は左翼付近で強めの投球練習も行ったが、今大会は打者一本で臨む。「チームとして貢献できる機会があることに感謝したい」と全力を尽くすつもりで、報道陣には見えない室内でみっちり打撃練習もこなしたという。
連覇への思いは強い。会見で同学年の鈴木(カブス)から大谷主催の決起集会を促されると、笑みを浮かべながら言った。「まずは勝つことが大事。おいしいご飯を食べに行くわけではない。野球をしに、勝ちに行く大会。そこに集中して頑張るべきかな」。出場予定の3月2、3日の強化試合へ、まずは戦う体を整えていく。(川峯千尋)