サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の欧州予選プレーオフ決勝で、W杯4度優勝を誇るイタリアが敵地でボスニア・ヘルツェゴビナに屈した。3大会連続で本大会出場を逃し、かつての勝負強さは見る影もない。イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルト(電子版)は「惨敗はもはや衝撃ではなく、常態化している」と断じた。
前半15分に先制したが、ミスで暗転した。同41分、GKドンナルンマのゴールキックがやや短く、中盤が空中戦で競れずにDFの背後へ送られた。DFバストニが抜け出した相手を不用意なスライディングで倒して一発退場に。ドンナルンマの好守で粘ったが、後半34分に同点に。PK戦は2人が失敗し、落とした。
2026年の優勝後、10年と14年のW杯は1次リーグ敗退と坂道を転げ落ちるように低迷している。国内リーグの衰退や育成力の低下など問題は山積し、代表の弱体化に歯止めがかからない。(共同)