2月28日のイラン戦争勃発から、はや5週間近くがたった。今も戦闘終息の兆しはないが、戦争の「大きな流れ」をつかむことは決して不可能ではない。
戦闘開始3日前、筆者は「イランにマドゥロ(ベネズエラ大統領)はいない」「戦略、大義名分、同盟国を欠く戦争は失敗する」とジャパンタイムズで警告した。3月5日付本コラムでは「成功見通せぬ対イラン軍事作戦」と題し「空爆で政府転覆はできない」「戦闘が長引くほどイランに有利」と書いた。さらに、13日付ジャパンタイムズでは「今のイランは1944年の日本と同じ。国体護持のため徹底抗戦する」と記した。案の定、停戦交渉は進まず戦闘は長期化しつつある。