大阪府警は3日、府警泉佐野署で保管されていた覚醒剤の簡易鑑定に用いる試験薬1個を紛失したと発表した。試験薬には濃硫酸やホルムアルデヒドなどの毒劇物が含まれており、府警が捜索している。濃硫酸は服用すれば死亡する危険性もあるという。
府警によると、試験薬は泉佐野署で鍵付き冷蔵庫に2個保管されていた。4月1日に捜査で持ち出そうとした署員が1個足りないことに気付き、発覚した。
試験薬を持ち出す場合には出納簿に記録する必要があるが、同署では適切な記録や点検が行われていないなど、管理体制に不備があったという。
府警は「装備品の適正な保管管理を徹底し、再発防止に務める」とコメントした。