1回、先制の適時打を放つ阪神の森下=3日、マツダスタジアム
阪神の森下が攻守でチームを勢いに乗せた。広島の開幕投手、床田の出ばなをくじく先制打を放てば、守備ではピンチの芽を摘んだ。
一回、1番の近本が左前打で出塁し、中野の犠打でつくった1死二塁のチャンス。「いい形でつないでもらったので、とにかく積極的に自分のスイングをすることを心掛けた」。真ん中付近に来た6球目を中前にはじき返す適時打で、勝負強さを発揮した。
その裏は右翼の守備で魅せた。中村奨が右前打を放った際のオーバーランを見逃さず、一塁に鋭く好返球してタッチアウトに。「常に準備していたプレー。試合の中でしっかり出すことができてよかった」と振り返った。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、準々決勝のベネズエラ戦で一時勝ち越しの3ラン。連覇を逃した日本にあって、しっかりと実力を示した。「もっともっと頑張らないといけないなと思わされた大会」。悔しさを糧に、阪神を引っ張る。