イスラエル首相、米国との共闘関係に苦慮 米は早期終結意向 イラン体制存続なら脅威

国際 産経新聞 2026年04月03日 21:32
イスラエル首相、米国との共闘関係に苦慮 米は早期終結意向 イラン体制存続なら脅威

トランプ米大統領がイランとの交戦を早期に終結させる意向を示したことで、イスラエルのネタニヤフ首相は対応に苦慮しているようだ。イランで政教一致の革命体制が存続すればイスラエルにとっての軍事的脅威は残るためだ。米政権にはネタニヤフ氏の強硬な戦闘継続方針に不信感を抱く向きもあるとされ、米国との共闘には限界もみえる。

トランプ氏は1日の米国民向け演説で、「2~3週間」はイランに激しい攻撃を加えるとしつつ、作戦完遂は「非常に近い」と強調した。トランプ氏は3月下旬以降、イラン側との停戦協議にも意欲を示してきた。対するネタニヤフ氏は3月30日、「(戦闘終結への)予定を作ることは望まない」と米メディアに語り、温度差をうかがわせた。

米ニュースサイトのアクシオスによると、米側で対イラン交渉の責任者に名前が挙がっているバンス米副大統領は23日、ネタニヤフ氏と電話で会談。バンス氏はその際、「軍事攻撃を行えばイランの民衆が蜂起する」といったネタニヤフ氏の予測が楽観的過ぎたと不満を漏らしたという。

関連記事

記事をシェアする