「相互関税」巨額還付の視界不良 発動から1年、違法判決もトランプ氏は代替を準備

経済 産経新聞 2026年04月05日 17:32
「相互関税」巨額還付の視界不良 発動から1年、違法判決もトランプ氏は代替を準備

【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領が世界各国に「相互関税」を発動して5日で1年となった。米連邦最高裁が関税を違法と判断し、米政府は税収の還付を迫られているが、約1660億ドル(約26兆円)に及ぶ巨額の還付手続きが順調に進むのか見通せない。国際的な自由貿易推進の機運も衰えている。

トランプ氏は昨年4月2日、貿易相手国・地域に搾取されてきた米国の「解放の日だ」と称し、相互関税を発表した。

各国に一律に課す10%分を5日に発動。9日には国・地域別に設定した上乗せ分を適用したが、金融市場が動揺して同日中に一時停止した。

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