グンゼは6日、中東情勢の緊迫化を受け、野菜や菓子の包装用フィルムを21日出荷分から約30%値上げすると発表した。原油や、プラスチックの原料となるナフサの調達価格が急騰し、原材料メーカーによる値上げが相次いでいるため。物流費や資材費も上昇する中、製品の安定供給を維持するには価格改定が避けられないと判断した。
対象は包装用OPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルム各種。値上げ幅は500平方メートル当たり1200円となる。
同社はこれまで製造コストの削減や物流効率化で吸収に努めてきたが、自助努力で対応できる範囲を大きく超えたとしている。担当者は「ここまでの値上げ幅はこれまでになかった」と話している。(桑島浩任)