【ニューデリー時事】インドの国境警備隊が隣国バングラデシュからの密入国や犯罪組織の浸透を防ぐため、国境付近の川沿いにワニやヘビを放つことを検討している。実行に移せば、周辺の湿地帯で暮らす両国の住民に危険が及ぶ恐れがある。インド紙ザ・ヒンドゥーが6日報じた。
〔写真特集〕巨大ワニ
同紙は警備隊本部から現場部隊に3月下旬に送られたメッセージを確認。シャー内相が検討を指示したという。インドの国土はバングラデシュを取り囲むような形。東部の国境地域は頻繁に洪水に見舞われ、フェンス設置が困難であることも背景にある。
ただ、警備隊関係者は実行には幾つかの障壁があると指摘。「誰が(ワニなどの)爬虫(はちゅう)類を調達するのか。周辺住民への影響はどうなのか」と懸念を示した。
両国の国境線の長さは約4097キロ。うち約7割でフェンス設置が完了している。