中日戦の2回、同点ソロ本塁打を放った伊藤(右)を迎えるヤクルトの池山監督=4日、神宮
昨季最下位のヤクルトが開幕から3カードを終えて7勝1敗と好調で、セ・リーグ首位に立っている。池山監督は「粘り強く戦えている。これを続けていきたい」と手応えを示す。
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リーグトップの41得点と、打線が活発だ。中日との3連戦では1イニング5点以上が2度あり、打席での粘りや球の見極めの良さ、勝負強さや集中打が際立った。3日に初黒星を喫したが翌4日は先発全員の14安打で11点を取り、5日は七回に一気に7点を奪って5点差をひっくり返した。
8試合で犠打は0。就任1年目の指揮官は送りバントについて「決して使わないのではない。一、二塁になったときにどう点を取れるか、常に考えている」と説明。4日に、犠打の可能性もある場面で3ランを放った増田は「思い切っていける機会をもらえるのはありがたい」と感謝した。
チーム防御率は2.63で12球団1位。ピンチでは監督自らマウンドに向かうのも池山流で、その後に投手が抑えるシーンも多かった。打線では投手を8番に置き、野手が9番を打つのも特徴だ。松元ヘッドコーチは「9番で好機をつくったら(2番の)サンタナが3番の意味になる」と作戦について解説する。
池山監督は2020年から昨季まで2軍監督を務めた。育ててきた選手が今、1軍で戦力になる。若手を積極的に起用し、「チャンスだと思ってやってくれればいい」。高卒3年目捕手の鈴木叶は「すごくやりやすい雰囲気」と話す。選手たちが伸び伸びとプレーしている。(成績は6日現在)