外食チェーン各社による朝食メニューを強化する動きが活発化している。共働きや単身の世帯を中心に「朝は外食で手早く済ませたい」というニーズが根強く、市場拡大が続いている。物価高で節約志向が強まる中、看板商品をお手頃な価格で提供するなどして朝の集客を図ることで、収益力を底上げする作戦だ。
クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンは8日、オープンから午前11時までの間、飲料を1杯購入した人に一番人気のドーナツを提供するサービスを始めた。おやつのイメージが強いドーナツを「朝食の選択肢」として売り込む。
サンマルクカフェは3日から、「あさマルクカフェ」を展開。「通勤前に利用できる新メニュー」(小山典孝社長)としてクロワッサンとコーヒーのセット(税込み390円)などを売り出した。朝のピークタイムの売り上げを最大化し、2029年度までに全国370店舗への拡大を目指す足掛かりとする戦略だ。