人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版「ハイウェイの堕天使」が10日から全国の映画館で公開される。舞台は横浜で、「事件の鍵」を握るのは箱根エリアとあり、地元では「コナン人気」をまちを盛り上げる起爆剤にしようとコラボ企画を続々と発表している。
映画のメイン舞台となる横浜・みなとみらいでは、さまざまな施設や企業が映画とコラボして「コナン一色」に染まる。
横浜マリンタワーでは10日から、展望フロアに特別装飾やフォトスポットが登場。大観覧車「コスモクロック21」は10~19日の夜間に映画をイメージしたライトアップをするほか、11日は大さん橋でコラボ花火を打ち上げる。
市内10カ所で「謎解き」をしながら巡るスタンプラリーや、ラッピングバス運行も予定され、イベントが目白押しだ。市の担当者は「映画を見た後にコナンが駆け巡った横浜を歩き、まちを好きになってもらうきっかけになれば」と期待している。
舞台の一つとなる箱根町と、隣接する小田原市、湯河原町は「周遊キャンペーン」を7日から始めた。
小田原市観光交流センターや箱根関所(箱根町)、万葉公園湯河原惣湯玄関テラス(湯河原町)など6施設にあるスタンプを、1枚の台紙に重ねて押すとイラストが完成する。また、台紙を小田原城天守閣や箱根湿生花園、町立湯河原美術館など対象の施設で提示すると入館料が割引になる。
さらに小田原駅の連絡通路や、箱根町役場などに横断幕を掲示。地下街「HaRuNe(ハルネ)小田原」には記念撮影コーナーもある。
上映する地元の映画館も本気だ。「T・ジョイ横浜」では、公開初日となる10日の上映予定が計59回に上る(8日時点)。各スクリーンの上映時間は5~10分間隔で並ぶ回もあり、上映回数の多さに「電車の時刻表のようだ」「驚異的」などとX(ツイッター)でも話題になっている。【神内亜実、本橋由紀】