カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された「箱の中の羊」(C)2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro.
【パリ時事】フランス南部で5月に開催される第79回カンヌ国際映画祭の出品作が9日発表され、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に、是枝裕和監督の「箱の中の羊」、濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」、深田晃司監督の「ナギダイアリー」が選出された。日本人監督の3作品がエントリーされるのは異例。
〔写真特集〕カンヌ国際映画祭
「箱の中の羊」は、夫婦が亡くなった息子の姿をした人型ロボットを迎え入れる近未来物語で、俳優の綾瀬はるかさん、お笑いコンビ「千鳥」の大悟さんらが出演。「急に具合が悪くなる」は、フランスを舞台に闘病中の日本人女性と現地の介護施設長の交流を描く。「ナギダイアリー」は、俳優の松たか子さんが主人公の彫刻家を演じている。
是枝監督は2018年に「万引き家族」でパルムドールを受賞。濱口監督も「ドライブ・マイ・カー」「悪は存在しない」などで国際的に評価され、期待が高まる。