豊臣秀吉像損壊で、愛媛県警が警部補を戒告処分 「もともと壊れていた」と本人は否定

社会 産経新聞 2026年04月10日 16:52
豊臣秀吉像損壊で、愛媛県警が警部補を戒告処分 「もともと壊れていた」と本人は否定

名古屋市西区の円頓寺商店街入り口にある豊臣秀吉像の首部分が昨年8月に折られた事件で、愛媛県警は10日、飲酒状態で像の頭部を手で回して損壊したとして、同県警の男性警部補を戒告の懲戒処分にしたと明らかにした。また、現場を目撃したのに警察への届け出など必要な措置を怠ったとして、男性警視ら3人を所属長訓戒などの処分にした。処分はいずれも1日付。

県警によると、警部補ら4人は公務で愛知県に出張中で、同僚らとの懇親会後、宿泊先に帰る途中だった。像は強化プラスチック製で、警部補は「像の頭部左側を触ったら、音がして頭部が回った。もともと壊れていたと思った」と損壊の事実を否定しているという。

男性警視ら3人は警部補の行為を目撃したが、壊したかどうかはっきりと分からない状況だったとして、警察への届け出や被害関係者への連絡をしなかった。「多大な迷惑をかけて大変申し訳ない」などと話しているという。

警部補は今年1月、器物損壊容疑で愛知県警に書類送検され、名古屋地検が3月、不起訴処分にした。愛媛県警監察官室は「再発防止と信頼回復に努めてまいりたい」としている。

関連記事

記事をシェアする