「10年は無駄な時間ではない」「忘れ去りたい気持ちもある」…熊本地震で益城町記録集公…

社会 産経新聞 2026年04月10日 18:57

平成28年4月の熊本地震で震度7を2回観測した熊本県益城町は10日、被災した町民40人から、10年間の復興への思いを聞き取ったインタビュー集を公表した。「この10年は決して無駄な時間ではありませんでした」「地震を忘れ去りたい気持ちもある」。それぞれの率直な思いがつづられている。町ホームページで閲覧でき、書店で販売もしている。

19~101歳=インタビュー時=が応じた。40代の印章彫刻技能士の女性は、地震から数年後に「心が砕け散った」と振り返り「能登地震でもきっと10年後に心のダメージが来る。その時はケアの活動をしたい」と語った。

町の担当者は「地震から10年の今の思いを記録しておくのが狙い。1人でも多くの方に読んでいただきたい」とした。

熊本地震では28年4月14日に最初の激震「前震」、16日に「本震」が発生した。益城町では45人が死亡し、全半壊約6200棟を含め住家の約98%が損壊した。

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