立命館大が宇宙分野の人材育てる大学院開設構想を令和10年春に開設へ 西日本の拠点に

科学・医療 産経新聞 2026年04月10日 20:36
立命館大が宇宙分野の人材育てる大学院開設構想を令和10年春に開設へ 西日本の拠点に

立命館大(京都市)は、未来の宇宙探査や開発に携わる専門人材を、複数の分野を横断したプログラムで育成する大学院「宇宙地球フロンティア研究科(仮称)」を令和10年4月に開設する構想を発表した。同大によると、研究科の名称に宇宙を冠する大学院は国内初。宇宙に関する研究や教育の拠点は関東に多く、新たな研究科を西日本の拠点の一つとしていきたいとしている。

人工衛星の打ち上げ増加や宇宙環境の活用に向けた動きの活発化を背景に、宇宙ビジネスの市場規模が10年後に現在の約3倍に拡大することが見込まれる中、国内では専門人材の育成が追い付いていないと指摘されている。会見で同大の仲谷善雄学長は「特に宇宙を総合的に理解し、多様な分野の知を総合しながらプロジェクトを牽引(けんいん)できる人材が求められている」と開設に向けた狙いを説明した。

研究科は理学▽工学▽マネジメント-の3分野を横断的に学ぶカリキュラムで、最新の宇宙開発やインフラ構築に取り組む同大の研究組織「宇宙地球探査研究センター(ESEC)」とも連携。宇宙探査計画の具体的な立案や人工衛星などの開発、データ活用などの実践にも取り組む。

びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)に拠点を置き、入学定員は博士課程前期が100人、同後期が15~20人。約半数を留学生と想定し、授業は日本語と英語のハイブリッドで行うとしている。

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