法的トラブル解決のための総合案内所「日本司法支援センター(法テラス)」の新理事長に就任した白石史子氏(67)が10日、記者会見を開いた。法テラスはこの日、創立20周年を迎えており、白石氏は「重要な時期に理事長に就任し、身が引き締まる思い」と述べた。
白石氏は昭和57年に東大法学部を卒業。東京、大阪、徳島など全国各地の裁判所で裁判官として勤務した後、札幌高裁長官を最後に退官した。
法テラスは司法制度改革の一環で平成18年に創設され、法的トラブルに巻き込まれた人からの相談を受け付ける「サポートダイヤル」などを運用している。
令和7年度には、電話によるサポートダイヤルへの問い合わせが前年比約4万2000件増の約39万7000件と過去最多を更新した。6年に開始した無人チャット窓口にも、約11万6000件の問い合わせがあったという。
白石氏は会見で「多様化するニーズに応えるためには困難な課題もあるが、達成できるように努めたい」と意気込みを語った。