サッカーの明治安田J1百年構想リーグ11日、8試合が行われ、西で首位の神戸は名古屋に3―2で競り勝ち、勝ち点25とした。
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神戸が名古屋との打ち合いを制し、4連勝を飾った。復帰戦で決勝点を挙げた武藤は「みんなのおかげで戻ってこられた。逆転して、勝ち切ることができてよかった」とうなずいた。
1-2の後半23分、同じく復帰組の佐々木がPKを決めて同点に。逆転を狙い、スキッベ監督は大迫とジェアンパトリッキを投入。猛攻を仕掛けると同36分、大迫の右クロスをジェアンパトリッキが中央へ頭で折り返し、「(頭を)越すのが分かった。信じて動き直した」とゴール前で待ち構えていた武藤が頭で決めた。右足首手術から、約1カ月ぶりのピッチで結果を残したエースに、指揮官も「素晴らしいパフォーマンス」とたたえた。
一方で、試合終了間際に前川とトゥーレルが衝突。両者とも動けず、トゥーレルは場内に入った救急車で搬送された。前半にも、中盤の底でチームを牽引(けんいん)してきた扇原が負傷交代。指揮官も「非常に残念」と心配顔を浮かべた。
チームは16日にサウジアラビアでACLE準々決勝を戦う。武藤は「いるメンバーで戦わないといけない。けがをしている選手たちの分も背負って、勝ち切りたい」と力を込めた。(田中一毅)