男子児童が行方不明になってから約3週間、事態は急展開を迎えた。京都府南丹市内の山林で13日、子どもとみられる遺体が見つかった。付近では市立園部小の安達結希(ゆき)さん(11)が行方不明になっており、京都府警が身元の確認を進めている。「信じたくない」。安達さんを知る人たちからは悲痛な声が相次いだ。
「とてもショック。こんなニュースは聞きたくなかった」
南丹市園部地区に住む70代の男性は声を落とした。のどかな山あいの町で行方不明になった安達さん。男性は「この3週間は町全体が沈んでいるようだった。まさか園部でこんなことが起きるとは思わなかった。住民全員が動揺している」と話す。
遺体の発見に、「私も園部小に通っている孫がいる。どうかうそであってほしい」と絞り出すように語った。
安達さんを知る50代女性は「まだ『元気に帰ってきてほしい』という気持ちは捨てていない」と言葉を詰まらせた。
これまでの捜索に参加した、消防団に所属する男性は「無事でいてほしいとの一心で捜索していた。安達くんだとは信じたくない」と話した。
安達さんの自宅近くに住む70代の男性は「無事で帰ってきてほしいとの気持ちでずっとニュースを見ていた。子どもの遺体が発見されたことは心苦しい」と語った。【安徳祐、川地隆史】