「信じたくない」住民ら悲痛 京都・南丹で子どもとみられる遺体

社会 毎日新聞 2026年04月13日 23:10
「信じたくない」住民ら悲痛 京都・南丹で子どもとみられる遺体

 男子児童が行方不明になってから約3週間、事態は急展開を迎えた。京都府南丹市内の山林で13日、子どもとみられる遺体が見つかった。付近では市立園部小の安達結希(ゆき)さん(11)が行方不明になっており、京都府警が身元の確認を進めている。「信じたくない」。安達さんを知る人たちからは悲痛な声が相次いだ。

 「とてもショック。こんなニュースは聞きたくなかった」

 南丹市園部地区に住む70代の男性は声を落とした。のどかな山あいの町で行方不明になった安達さん。男性は「この3週間は町全体が沈んでいるようだった。まさか園部でこんなことが起きるとは思わなかった。住民全員が動揺している」と話す。

 遺体の発見に、「私も園部小に通っている孫がいる。どうかうそであってほしい」と絞り出すように語った。

 安達さんを知る50代女性は「まだ『元気に帰ってきてほしい』という気持ちは捨てていない」と言葉を詰まらせた。

 これまでの捜索に参加した、消防団に所属する男性は「無事でいてほしいとの一心で捜索していた。安達くんだとは信じたくない」と話した。

 安達さんの自宅近くに住む70代の男性は「無事で帰ってきてほしいとの気持ちでずっとニュースを見ていた。子どもの遺体が発見されたことは心苦しい」と語った。【安徳祐、川地隆史】

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