地球外知的生命を探せ 天文学者が国内初の研究会 国際合同観測を呼びかけ

科学・医療 産経新聞 2026年04月14日 19:31
地球外知的生命を探せ 天文学者が国内初の研究会 国際合同観測を呼びかけ

地球外知的生命探査(SETI)を目的に天文学者らで構成する国内初の専門組織「日本SETI研究会」が、神戸市で発足した。世界各地の天文台に呼び掛けて来年8月に合同観測を実施する計画で、科学的手法に基づいたSETIの普及と研究者間の交流を図る。

会長の兵庫県立大自然・環境科学研究所の鳴沢真也専任講師は「地球を見つめ直すきっかけにしたい」と話している。同会には、奈良県立大の尾久土(おきゅうど)正己学長や、みさと天文台(和歌山県紀美野町)の研究員らが参加している。

地球外知的生命の探査では、宇宙からの電波信号が鍵となる。1977年に米オハイオ州立大が、射手座の方向から人工的な性質を持つ信号を受信したとされる。「Wow(ワオ)」と名づけられ、今でも「異星からの信号ではないか」と天文学者の間で議論になっている。

同会は来年8月に、みさと天文台の8メートル電波望遠鏡を使い、射手座方向を観測するとともに、世界各地の天文台にも合同観測を呼び掛ける。

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