カナダで13日、下院3選挙区の補欠選挙が実施され、地元メディアによるとカーニー首相率いる与党自由党が全3議席を獲得し、下院過半数を確保した。カーニー氏は政権基盤が安定し、貿易などを巡り摩擦を抱えるトランプ米政権と向き合う上で追い風となる。
補欠選は東部のトロントの2選挙区とケベック州の1選挙区で争われた。カーニー氏は声明で「今こそ力を合わせて全ての人のために強いカナダを築く時だ」と呼びかけた。
カーニー氏は昨年3月に首相に就任。直後の下院解散に伴い実施された同4月の総選挙で自由党は単独過半数に届かず、少数与党となった。
昨年11月以降、野党議員5人が相次いで自由党にくら替えし、過半数に迫っていた。選挙結果を受け、下院(定数343)の勢力は自由党174、保守党140、ケベック連合22などとなった。(共同)