アスエネがSMBCの「Sustana」を買収統合へ──脱炭素支援のグローバル展開を加速

経済 The Bridge 2025年05月28日 08:53
アスエネがSMBCの「Sustana」を買収統合へ──脱炭素支援のグローバル展開を加速

脱炭素クラウド「ASUENE」を展開するアスエネは27日、三井住友銀行が手掛けてきた GHG 排出量可視化クラウドサービス「Sustana」を事業買収し、自社プロダクトへ統合すると発表した。

同時にシリーズ C2 ラウンドの1stクローズで三井住友フィナンシャルグループが引受先となる第三者割当増資と株式譲渡取引を実施し、戦略的資本・業務提携を一段と強化する。調達額は非公開だが、SMBCグループとは2023年10月に ESG 評価クラウド「ASUENE ESG」の共同提供に向けた業務提携を発表、2024年6月に発表のシリーズ C ラウンドでは三井住友銀行がアスエネへ出資し、資本業務提携に至っている。

アスエネは2024年6月と8月、シリーズ C ラウンド 1st クローズと 2nd クローズを合わせて、総額50億円の資金調達を発表していた。

事業譲受の対象となった Sustana は、三井住友銀行が2022年5月に正式ローンチした、CO2 排出量の算定、削減を支援するクラウドサービス。企業とサプライチェーンの活動データを取り込むだけで、GHG プロトコルに準拠し、サプライチェーン全体の CO2 排出量の自動算定が可能。レポートの出力や削減施策の立案までを支援してきた。

今回の事業買収・統合により、グローバルな脱炭素金融支援に強みを持つ SMBC グループとサプライチェーン排出量の可視化に強みを持つアスエネは連携を深める。

両社は「サステナビリティデータ × ファイナンス × AI」を軸に、幅広い脱炭素ソリューションを提供する体制を構築し、アジアやアメリカを含むグローバル市場での展開を加速させる。また調達資金は、4月にイギリスで設立した Asuene Europe Limited を起点に、欧州の環境規制への対応強化に充てられる。

via PR TIMES

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